猫は、自分の執事を選びます。執事に選ばれる人には共通点があるようです。今回は韓国でのNNN(ねこねこネットワーク)のお話をご紹介します。
猫に選ばれる人々
猫が自分を世話する人『執事』を選ぶのには、ある共通点がみられると思われます。
猫に選ばれる人は、心が広く、柔軟性があることがわかります。更に動物に対して思いやりを持ち、彼らの気持ちを理解しようとする人で、人と猫の間に気持ちが通じあう時があるのだと思われます。
1.猫のサムスンの娘の場合
猫:「あなたはいい人だと私にはわかっています。」
人:「何故、私にあなた(猫)が夢中なのかわかりません。」
1年前、サムスンという妊娠している猫が、アパートの前にやってきました。その時、駐車場ではサムスンの子供の猫がその様子を距離を置いてみていました。
1~2カ月後、母猫のサムスンは里親探しをするために保護されました。そしたら、次にサムスンの娘が母猫と同じように同じ場所に来るようになったのです。
彼女はまるで犬がなつくように女性のところにいつもきました。
なぜ母猫と同じような行動を?
たぶん、サムスンの娘は、母猫が彼女にしてきたことをずっと見ていたのでしょう。この女性に自分も頼るには、どうするべきかを学んだのだと思われます。
サムスンの娘もこの女性を執事に選んだのです。そしてその願いは見事に叶いました。
2.ミスター・キティの場合
次にカフェに住み着いた猫のお話です。猫はお客様用のソファを陣取って堂々と寝ています。このカフェのオーナーがこの猫の執事に選ばれました。
カフェのオーナー:「ごはんあげるくらいで特に僕が猫に何かしたわけではないと思いますが。」
猫に選ばれた理由
猫が最も嫌がることは、突然、体に触られることです。カフェのオーナーは、野良猫にたくさんのごはんをあげ、そして触れることもなく適度な距離をとっていました。
これが多分、ミスター・キティにとっては良かったのだと思います。
3.ヨンの場合
大きなガラスで囲まれた室内は、猫が外から中の様子が見渡せます。店の中はお客で混雑、繁盛していました。ここなら食うに困らないと判断したのでしょうか?
そしてヨンはこの店のオーナーを執事に選びました。ヨンの姿は執事にも笑顔を起こします。
4.アロンの場合
アロンは野良猫生活を送っていた時、執事となる女性に出会いました。アロンは彼女の後をつけました。いつも彼女の後を追いかけたのです。それで彼女はアロンを家族として受け入れました。
最後に
心に温かい愛情を持つこと。それが猫に執事として選ばれる唯一の共通点だと言えるでしょう。
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