ロサンゼルスの保護団体『HOPE FOR PAWS』の元に、48時間前に出産したばかりという犬の保護依頼がありました。近所の人たちが保護しようと3ヶ月もの間試みましたがいつも逃げられてしまっていましたが、今回は果たして…?
嵐の中の保護活動

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
南カリフォルニアは嵐に見舞われ、天候は最悪。
そんな中、48時間前に出産したばかりのピットブルを保護してほしいとの依頼でHOPE FOR PAWSが現場に向かいます。
同じカリフォルニア州内と言っても広く、現場までは3時間半の道のりです。
到着する頃にはすっかり日も暮れていました。

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母犬は茂みに隠れていましたが、かすかに子犬たちの声も…!
妊娠していた母犬を、近所の人たちは3ヶ月もの間保護しようと試みましたが、ことごとく失敗していたそう。
出産したということもあり、無事に保護してあげたいところですが、逃げずに捕まってくれるのかが不安の種でした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
手から食べ物をあげると、ためらうことなく食べてくれます。
顔周りを触っても、抵抗する素振りはありません。

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リーダーのエルダッドさんがリードを見せて「何かわかる?」と母犬に聞いています。
以前誰かに飼われていた犬であれば、リードにどんな意味があるかはわかってくれるでしょう。
撫でたり声をかけたりと、じっくり信頼関係を築いてからリードを通します。
まずは子犬から保護

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
そして今度は、生まれたばかりの子犬に触らせてもらいます。
賢く穏やかな犬であっても、子犬を取られると思えば攻撃してくるかもしれません。
声をかけながら、慎重に子犬に手を伸ばし…まずは1匹。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
心配でたまらないのか、子犬を見る母犬。
それでも、2匹目、3匹目、4匹目…とどんどん子犬を渡してくれます。
5匹目を取り上げたところで母犬は自ら立ち上がり、お腹の下にいた子犬たちも渡してくれました。
その数全部で8匹!

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母犬は茂みから出てくることが嫌なのか踏ん張って抵抗しましたが、出てきてくれました。
ほかに子犬がいないかもう一度よく確認して、このままいつもの病院に直行します。
病院は停電中!

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病院に到着すると、嵐のせいで辺り一帯は停電中。
懐中電灯で照らしながら、母犬と子犬のケアをします。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
母犬には「レインボー」という名前がつけられ、子犬たちもそれぞれ性別を確認しながら「サンダー」「ボルト」「レインドロップ」「ブリージー」「ミスティ」「フラッシュ」「ストーミィ」「ドロップレット」と嵐にちなんだ名前が。
子犬たちは元気にミャウミャウとミルクのおねだりをしていました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
停電が解消する頃には、不安そうな表情も消え、すっかりリラックスしているレインボーです。
6週間後…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=fNLrE3ZdVe0
一時預かり施設ですごすレインボーと子犬たちです。
子犬たちも順調に成長しており、レインボーはスタッフたちに甘えまくっています。
みんな素敵な里親さんがみつかるといいですね。
保護の様子や元気に走り回る子犬たちの姿は、実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援に繋がります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope for Paws
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