今回ご紹介する保護活動ストーリーは、アメリカで活動する保護団体『Hope For Paws』に寄せられた依頼です。どうやら鉄道会社の持つ工場地帯に住み着いた小型犬がいるようで、その犬を保護してあげてほしいとの依頼でした。早速現場に向かったメンバーでしたが、いつもとは違う雰囲気に犬の警戒が強まってしまい苦戦を強いられることに…!
職員さんに懐いていた小型犬も違和感を感じ取り…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
『Hope For Paws』に「鉄道会社の敷地内に小型犬が住み着いてしまった」という保護依頼がやってきました。どうやらこちらの職員さんたちは食べ物を与えるなどお世話をしてくれていたようで、遠目で見ても健康状態には問題はなさそうに見えます。
ここの職員さんの1人が『Hope For Paws』を知っていたため、保護してもらおうと依頼してくれたようです。どうやら犬は職員さんたちに懐いているようでしたが、この日は「何か違う」と違和感を察知していたようで、敷地内を逃げ回っていたのです。
「あっちに行ったよ」職員さんたちにも聞き込み!
犬は敷地内を逃げ回っているため、敷地内で働いていた職員さんたちに「どこに行ったか知ってる?」と聞いて回ります。すると、この日保護することをみんな知っていたのでしょう。快く「あっちに行ったよ」と教えてくれる職員さんたち。
お礼を言いながら小型犬を探し回ります。すると…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
いました!まるで「僕を守って」と言うかのように、懐いていた職員さんたちの間に隠れようとしています。よほど大切にお世話されてきたのでしょう。
優しく「こんにちは。こっちに来て。チキンもあるよ」と声をかけても…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
やっぱり職員さんの後ろに隠れてしまうわんこ。いつも食べ物をもらっていることもあり、食べ物を見せても特に強い興味を示すことはありません。圧倒的に警戒心が勝ってしまっています。
職員さんたちに協力してもらい保護に取り掛かることに

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
なかなか近寄ってきてくれない警戒心の強いわんこだったため、懐いていた工場の職員さんたちにも協力してもらうことになりました。
職員さんたちのことは大好きなわんこ。しかし、この日は何かが違います。いつもは食べ物をくれるだけの職員さんたちが周りに集まり、自分に触れてこようとしているというちょっとした違和感に、何か異変を感じているようです。
懐いていたはずの職員さんたちにも警戒する様子を見せ始めました。これはまずい展開になりそうです…。辺りも少しずつ暗くなってきているため、早めに保護したいところ…!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
そこでHope For Pawsが使ったのは、緑色のネットでした!職員さんたちに囲まれているところにネットを被せ、動きを鈍らせたところで「大丈夫だよ」と優しく声をかけながら気持ちを落ち着かせます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
最初は暴れていたわんこでしたが、ようやく落ち着いてきたのでしょうか。少し諦めも入ったような表情で落ち着きを取り戻し、メンバーさんに撫でられて大人しくなりました。
ネットに入ったまま車へと移動

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
ここで一時的に名前を「スクーター」とつけ、職員さんたちにお礼を言いながら、ネットに入れた状態のまま車へと運び込みます。
すでにリードは装着していたため、車に乗せた後は助手席へと座らせることに。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
まだ少し戸惑った様子を見せているものの、大人しく助手席に座っているスクーターにセンサーを当ててみると、マイクロチップが埋め込まれていないことがわかりました。どうやらずっと野良犬として生活していたようです。
病院でシャンプー、そして一時預かり施設でケアを

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
車で向かった先は、協力してもらうことになっていた病院です。
特に大きな問題もなかったため、病院でシャンプーをしてもらいさっぱりした後は、のんびりと睡眠をとることに♪
その後、スクーターは協力関係にある一時預かり施設で預かってもらいながら、家庭犬としてケアを受けることになりました。新しい生活に向け、早速第一歩を踏み出したのです。
その後

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8MfUvhsaqVw
その後、スクーターは一時預かり施設に預けられながら、家庭犬としてリハビリを受けていたものの、早速里親希望者が現れ、無事にそのご家族に迎えられることになりました!
動画の最後では、すでに新しいご家族と楽しそうに砂浜で遊びはしゃいでいる「ルーディ」の姿が!そう、新しいご家族によって、スクーターではなく「ルーディ」という名前をもらったのです。先住犬もいるご家庭のようで、ルーディは新しい家族と一緒に幸せな毎日を送っているとのことです。
動画を見ることは、保護活動支援につながります。スクーター改め「ルーディ」の保護からその後の様子をぜひ動画でご視聴ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope For Paws
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