ロサンゼルスの保護団体『HOPE FOR PAWS』の元に、車にはねられてケガをした犬の保護依頼がありました。犬は傷む足をかばいながらも走って逃げ回り…
捕まりたくない!痛む足で逃げる犬
HOPE FOR PAWSに車にはねられてケガをした犬の保護依頼が入ります。
現場に急行すると、犬はうずくまり痛みをこらえているようでした。
犬が逃げてはいけないので、周りをフェンスで囲おうとしますが、何やら不審な動きを察知した犬は、前足をかばいながら走って逃げてしまいます。
足をケガをしている以上、走らせるのは余計にケガを悪化させてしまう恐れがあり、避けたかったこと。
立ち止まってもらうために声をかけますが、犬はそのまま走り去ってしまいました。
メンバーの一人が先回りして、犬に食べ物を投げます。
犬は食べ物につられ、どんどん近寄ってきて手から食べてくれるまでに!
頭に触ることもできていい感じです。このまま保護できるかな?と思った瞬間、道路のほうから突然騒音が…
その音にびっくりした犬は、前足を地面に着けないように上げたまま再び逃げ出してしまいました。
ワイヤーリードを持ったスタッフが追いかけると、痛む足を地面につけて全速力で走りだします。
そんな追いかけっこが何キロも続きました。何よりも、犬の足が心配です。
走っていたスタッフの靴紐がほどけてしまい、その間に犬はどこかに走り去って行きました。
どこかに行ってしまった犬を探しますが、なかなか見つかりません。そしてとうとう45分後に、30ブロックも離れた場所で車の下に隠れているところを発見しました。
先ほど犬を触ることができた女性メンバーが再び食べ物を投げてみると、犬はすぐに車の下から出てきてくれました。
しかし、カメラを持つメンバーが気になるようです。
女性メンバーの手から食べ物をもらう犬ですが、すぐその横では車が通過していきます。
このままでは危険。犬を撫でていた女性メンバーは首筋を掴み捕まえることにしました。
そのまま布のリードをかけ、何とか無事に保護することができました。
犬は『エコー』と名拭けられ、車のケージに入れられます。
さぁ、病院に行きましょう。
診断結果
観念したのか、診察台の上でくつろぐエコー。
獣医師が足の状態を診察すると、残念なことにケガした足の骨はすっかり砕けて切断しなければいけないことがわかりました。
それから…
3本足になってしまったエコーですが、あまり気にしていないようです。
表情もすっかり変わり、キラキラした目でおやつを見つめたり、2本足で立ち上がりおやつをもらったり。
里親さんの募集も終了しているので、きっと素敵な家族がみつかったのでしょう。
幸せになってほしいですね。
愛らしいエコーの姿を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援に繋がります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
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