ロサンゼルスの保護団体『HOPE FOR PAWS』に、10年以上の路上生活を送る盲目の犬の保護依頼がありました。人馴れしていない高齢犬は、徐々に人を受け入れ…
あまり人に近づきたくない犬
路上で暮らす盲目の犬の保護依頼を受け、HOPE FOR PAWSが現場に向かいます。
道路脇にいる犬を見つけますが、その目は白濁して真っ白。何も見えていないようです。
犬は人の気配を感じると逃げてしまいました。
食べ物でおびき寄せますが、犬はあまり人に近づきたくないようで距離を取ります。
食べ物に夢中になっているところを、そっと近寄ってリードをかけました。
驚いた犬は、暴れてリードを外そうとします。何も見えないのに、いきなり首元にリードをかけられれば、驚いて当然ですね。
何とかケージに入ってもらい、車に乗せます。犬には『ファラオ』と名前がつけられました。
不安なことばかりでしょんぼりとしているファラオですが、このあと病院で診察を受け、時預かり施設に移動します。
一時預かり施設に来たファラオ
ファラオはこれまでリードをつけて散歩した経験がなく、リードにはナーバスになりますが、施設にいるスタッフや犬たちにはずいぶんと慣れたようです。
時にはほかの犬とぶつかりそうになってしまうこともありますが、施設の中の移動も問題なさそう。
ベッドに入ろうとしたら、ほかの盲目の犬が寝ていたこともありました。
ファラオに何とか視力を取り戻す方法がないかと、みんなでいろいろ相談しているのだとか。
無表情だった路上生活の頃とは打って変わって、とってもいい笑顔を見せてくれます。
安心して暮らせる場所があるというのは、素晴らしいことですね。
ファラオやほかの犬たちに永遠の家族がみつかることを願わずにはいられませんね。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
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