衰弱した野良猫は「バイクの旅」の相棒になった!10カ国以上を一緒に回ることに

感動

バイク旅をしていた青年がモロッコの街で出会った子猫。弱った子猫を見捨てられず、そのまま一緒に旅をつづけた彼は、猫とともに各地を訪れ、さまざまな体験を共にしました。今後も一緒に冒険の旅が続きます。

弱った野良猫が近づいて来た

モロッコの街中で弱っていた野良の子猫は、1年後に見違えるような「冒険好きな猫」へと変身しました。

出典:https://www.thedodo.com/close-to-home/man-and-cat-travel-world-on-motorcycle

ドイツ出身のマーティン・クラウカさん(32歳)とともにバイクで12ヵ国以上を旅してきたのが、この小さな猫「モグリ」です。しかも今後も一緒の旅が続く予定です。

実はマーティンさんは猫を飼うつもりはありませんでした。動物を飼っていると流浪の旅がしにくいからです。でも友人たちとモロッコをバイク旅行中、この猫に出会いました。それ以来、お互いに離れがたい存在になったのです。

「小さな街角で休憩していたら、しっぽをケガした痩せた子猫が近づいてきました。呼ぶとすぐに寄ってきて、ぼくの腕の上で眠り始めたのです。地元の人によると、母猫が車に轢かれてしまい、子猫だけでは生き残れそうもないので、まもなくこの子猫も亡くなってしまうだろうということでした」

子猫は弱っていて、頭をもたげることもできません。このまま見捨てるわけにはいきませんでした。「汚い蚤だらけの猫にさわるなんて」と非難する人もいましたが、彼は子猫を抱いてこっそりホテルの部屋に連れ込み、一晩だけでも安全な環境を与えて見守ってあげたのです。

試しにバイクに乗せてみると…

もちろん動物を飼うには責任が伴います。とくにこの子猫のように弱って小さい猫の場合は。そんな責任を自分が負うことができるでしょうか。「とにかく朝までようすを見よう」というのが、マーティンさんのこのときの気持ちでした。

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「朝になってもまだ気持ちは定まりません。でもこの子猫のことを大好きになってしまいました。そこで、子猫がバイク旅に耐えられるかどうか、試してみることにしたのです。もちろんバイクに乗るなんて、猫のいやがることです。でもこのまま街角で死んでしまうよりはいいでしょう」とマーティンさん。

はじめ子猫はバイクを怖がっているようでしたが、30分も走ると慣れて落ち着きました。このときマーティンさんは「この猫と旅を続けよう」と決心したのです。

子猫と一緒にバイク旅

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2017年7月、マーティンさんは仕事を辞め、翌月には旅を始めました。モグリとともに地中海地方からイランへと移動し、アラブ首長国連邦へと進みました。途中で10ヵ国を越え、12月にはドバイへ到着したのです。

旅行中の行動にはパターンができました。移動中、モグリはバイクの前に設置したかばんの中に入っています。ときどき顔を出して景色を眺めたり、「もっと揺れないように走って」と鳴いて注文したりしています。

雑踏の中では、マーティンさんの肩に乗ってあちこちを見物します。テントに戻ると、自分だけであちこち歩き回って探検しています。

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「自分であちこち探検するのが一番のお気に入りです。何度もぼくのことを振り返り、ここで一泊するのだと確信すると、数時間から半日くらいどこかへ出かけていきますね」

新しい場所でテントを設営するときは、モグリもあたりに車や犬などの危険がないか、特別に注意して点検しています。こうした猫の観察力は、マーティンさんにとっても役立っています。とくにテントを設営した場所がわからなくなったとき、モグリがちゃんと案内してくれるのですから。

「ぼくが出かけるとき、いつもはモグリがテントの近くにいますが、車や犬が近くに見当たらず安全なときは、一緒に連れていきます。といっても、いつも猫が先頭を歩き、ぼくが連れていってもらうのですが」

今後も一緒に冒険の旅を

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猫と一緒にバイク旅を数ヵ月間続けていると、予想もしなかったような出来事や困難に出会います。マーティンさんも「猫お断り」の観光地に行けなかったり、国境越えのときに問題が生じたり、店やホテルを追い出されたりしたことが何度もあります。とくに宿泊所を探すのは困難です。どこも見つからずに、凍える砂漠で夜を明かしたこともありました。

それでも親友の猫とともに旅をするのは意義のあることです。

「いま幸せです。この猫を飼うことにしてよかった。一緒にいろいろ経験できたことを、すごく幸運だと思っています」と彼はいいます。

旅の第1章は終わりました。マーティンさんはいまドバイで仕事についています。でも夏にはパキスタンからインドへと旅する予定です。いまはひとときの休息を楽しんでいるところですが、これからも冒険の旅は続いていきます。

 

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