米国マイナー・リーグの試合で、バット運び係として活躍中の犬がいます。アメフトの試合でもキックオフのティーを回収する重要な役割を担っています。犬はスポーツファンに超人気で、忙しい毎日を送っています。
野球チームの正式な「バット運び係」に
出典：https://www.thedodo.com/daily-dodo/dog-fetches-bats-during-pro-games
犬のリプキンは、子犬のころから花形スポーツ選手になるのを夢見てきました。そしていま、その夢がかなったのです。
5歳になったこの黒ラブラドール犬は、正式な「バット運び係」として３チームから任命されています。仕事を通じて熟練した技をみんなに披露するのが、この犬の大の楽しみなのです。
「2019年から翌年にかけてのシーズン・オフ期間中に、野球チームの『デュラム・ブルズ』の正式なバット運び係として任命されました」というのは、飼い主夫妻の妻であるメリッサ・ドンネルさんです。
アメフトの試合でも活躍
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「でもすぐコロナ禍になって、マイナー・リーグの試合はすべてキャンセルされてしまったのです」
その後2021年になって、リプキンはノースカロライナ州の「デュラム・ブルズ」に所属する「バット運び係」としてデビューを果たしました。あわせて夏の間は「ホリ―・スプリングス・サラマンダーズ」でも活躍したのです。
「ノースカロライナ州立のアメフトチームからも、キックオフ用のティーを取ってくる役割をオファーされました。だから昨シーズンは、すべてのホームゲームに参加しましたよ。いまやリプキンは、2種のスポーツで活躍する選手なのです」
リプキンの活躍ぶりはビデオでご覧ください。（ビデオ参照）
リプキンが「バット運び係」としてホームゲームに出場するときは、夫のマイケルさんが試合の4回裏までダッグアウトに控えていて見守っています。
父も優秀なスポーツ犬
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実はリプキンが最初の「スポーツ犬」ではありません。この犬の血筋には、スポーツの能力が潜んでいるのです。
「亡くなったリプキンの父犬は『カウボーイ・コール』という名で、ボイス州立大学アメフトチームのためのキックオフ・ティーの回収係でした。この才能を受け継いだリプキンは、父親の跡を継いで、数週間後にはノースカロライナ州アメフトチームの『ティー回収係』になったのです」
2種のスポーツで活躍するリプキンは、いまや超人気者です。予定もぎっしり詰まっているのです。
「普通の家族は子どもの余暇活動にあわせて予定を立てますが、わたしたちはリプキンの試合日程や撮影会、インタビューにあわせて自分たちの予定を組むのです」
家族が大好きなやさしい犬
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試合のないとき、リプキンはたいてい、人間パパさんのそばにいます。
「家にいるときは、裏庭で夫と一緒に作業をしたり、森を散策したり、14歳の兄弟犬ブルスキと寝床でくつろいだりしています。バットを取ってくるゲームを子供たちと楽しんだり、『お腹をなでて』と甘えたり、製氷機の音がするたびに冷蔵庫に走って行ったりして過ごしています」
マイナー・リーグでの活躍は見事ですが、それでも家族と一緒にいるのが一番幸せなようですね。
「すごくやさしくてかわいい犬です。この犬がうちの家族になってくれて、とても感謝しています。今後どんな犬を飼っても、リプキンのかわいらしさには全然及ばないでしょうね。すばらしい子なのですから」と目を細めるドンネル夫妻です。
@ripkenthebatdog My POV from dugout to bat retrieve! @pack9bsb @barstoolsports @espn #dogsoftiktok #wolfpack #baseball #pov #fyp #fypシ ♬ How You Like That – BLACKPINK
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