猫を多頭飼いしていた女性が、2匹同時に子猫を保護しました。ところが、1匹づつの保護とは違ってその大変さに驚愕!2匹同時に保護するときのメリットデメリットを語ってくれました。
保護したのは生後18日ほどの子猫たち
もともとお外で暮らしていた母猫さんが、初産で神経質になり疲労困憊。その様子をずっと見守っていた保護主さんから、女性に声がかかったと言います。
生後18日ほどの子猫たちは、目も開いたばかりでとっても小さな体。
それまでも生後7日ほどの子猫のお世話をした経験があることから、楽勝だと思っていたそうです。ところが…
2匹同時に保護するデメリット
1匹とは違って、2匹ともなるとミルクの時間がずれてしまうことに気が付きます。
トイレもしつけ前でそれぞれが好きな場所でしてしまうため掃除も大変で、ペットシートも大量に必要。
更に、片方の子猫が起きればもう片方の子猫が起きてしまい、人間の生活パターンに慣れていないため真夜中の大運動会が始まるなど、ことごとく期待を裏切られたそうです。
いつも一緒にいるため、1匹の子猫がお腹を壊してしまえば、2匹とも汚れてシャンプーするなど、労力が倍以上に必要になりました。
1匹の子猫を保護するときは楽しんでできていたそうですが、とにかく大変な日々だと語ってくれました。
2匹同時を保護するメリット
一方で、2匹同時に保護することはメリットもあります。
一緒に遊び、一緒に学び、一緒に寝る。
2匹一緒ということで安心感もあり、動物病院に預けることも問題なくできたそうです。
1匹よりも知能の発育も速いと感じたと女性はいいます。
成長するにつれ、お互いにいつも一緒ということはなくなり、先住猫たちとも遊ぶようになります。
性格も確立されてくるため、甘えん坊や活発など、2匹の子猫にも変化が…!
離乳前の子猫の保護は大変!
女性は離乳前の2匹の子猫を保護して大変だったことを教えてくれましたが、離乳前の子猫の保護は大変なことをわかった上で行って欲しいと言います。
離乳食を食べられる頃であれば複数の子猫を同時に保護しても大変ではないですが、離乳前の子猫は1匹の何倍も大変だ、とも。
命を預かるのですから、離乳前の複数の子猫を保護するときは、きちんとお世話できる時間や精神的、体力的余裕など、しっかり考えて行ってあげたいものですね。
難しい場合は、素直に保護団体に相談することも大切なことなのかもしれません。