運転中に子猫をみかけ保護しようとした男性。そっと抱き上げた瞬間…道路脇の草むらから12匹の子猫が次々と現れ、彼に近寄ってくるまさかの事態に…!?
運転中、路上に子猫を発見
仕事を終えてルイジアナにある射撃場へ射撃場に向かうために運転していた男性が、路上にいる小さな黒白の子猫を発見。もちろん放っておくわけにはいかず。彼は車を停めて保護しようとしたのです。

出典:https://www.boredpanda.com/kittens-bombard-rescuer/
男性の名は、ロバート・ブラントリー。近寄ってみると、嬉しそうに彼のほうへ走り寄ってきた子猫。ロバートさんは子猫をじっくり観察しようと抱き上げました。そのとき、思いもよらぬことが起きたのです。
ロバートさんが子猫を抱き上げた瞬間、まるでタイミングを見計らってきたかのように道端の草陰から12匹の子猫たちが突然登場…!みんな彼をめがけて、小さな足を懸命に動かし走ってきます。

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「なんてことだ!ああ、神様…」
インスタグラムに投稿されたビデオには、彼の驚きの様子と、足元に集まってくる子猫たちが映っています。
「とても全員を引き取れないよ。ああどうしよう」
そう、ロバートさんは、たくさんの子猫たちの「待ち伏せ攻撃」にあってしまったのです。安全で快適な生活環境を手に入れるために子猫たちだけで熟考した作戦なのか、はたまた巷で有名な『NNN(ねこねこネットワーク)』の仕業か…。

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いずれにしても、どうやらこの日は、「1匹保護したら、12匹が無料でついてくる」サービスデーだったことは間違いなさそうです。
自宅にはすでにペットが数匹居るというロバートさん。さすがに13匹すべての子猫たちをお世話することは難しいところ。とはいえ、このまま置き去りにすることなんてできませんでした。
「思いもかけない出来事でした」と、語るロバートさん。子猫たちはとても人懐こいので、誰かが捨てたに違いないと考えたそう。自力で生きていくことなどできない年ごろの子猫だというのに…。

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とにかく1匹も置き去りにはできません。しかし、無邪気な子猫たちは彼が窓から子猫たちを車内に入れるたびに、開いたドアから跳び出てしまうのです。これは保護するだけでもおお仕事。
「1匹を車内へ入れると、ほかの2匹が外へ跳び出してしまって、なかなかうまくいきません。ドアを閉め、窓から子猫たちを車内へ放り込んで、やっと全員を保護しました(笑)」
なんとか保護は完了。しかし、これからは本番。それぞれの子猫に食事を与えてケアを行い、素晴らしい家庭を見つけてあげる大仕事が待っています。
ビデオがネットで大人気に
投稿されたビデオは、たちまち猫好きなネット民の話題に。100万回も視聴され、その後ツイッターやTikTokなどのSNSでシェアされ、数百万もののネット民に広まっていきました。
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子猫たちのビデオの人気にヒントを得たロバートさんの妻コトニーさんが、TikTokで子猫のその後の様子を投稿し始めました。ロバートさんもインスタグラムに投稿を続けたのです。あるビデオには、やはり元保護犬だった愛犬のコディ・ピッグが子猫と仲良くしている場面も映っています。
この犬は子猫たちが大好きで、まるで母親のように世話を焼いているそうです。子猫たちはよく遊び、写真を撮ってもらったり、ロバートさんが用意したビニールプールで入浴したりして楽しく過ごしています。
「子猫たちは元気で、濡れた体を暖かいそよ風に吹かれながら乾かし、うれしそうです。もっといろいろ子猫たちのために用意しようと思います。こちらも試行錯誤でがんばっています」
またたく間に10万人程のフォロワーを獲得した子猫たち。人々からは食べ物や支援用品が寄せられたほか、数千人から「引き取りたい」という申し出も届いたそう。
「この人気には圧倒されます。世の中にはやさしい人々も大勢いるのですね」と、ロバートさん。
結果として、ロバートさんを選び助けを求めた子猫たちは何一つ間違っていなかったということです。これがNNNの仕業だったというならば、今後もより一層の活躍を願うばかりですね。
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