ある日、歩道の隅になぜか1匹だけ、取り残されたように捨てられた子犬が放置されていました。まだ小さく生まれたばかりであることがわかるその子犬を保護し、生きられるかどうかわからない状態で育児をスタート。今回は、その後、子犬がどのような結末を迎えたのかご紹介します。
道端に捨てられていた生まれたばかりの赤ちゃん犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
ある日、道端の歩道の隅に、ちょこんと小さな子犬が遺棄されているところを発見した撮影者さん。人間によって捨てられたのか、はたまた野良犬が生み落としていったのかは明らかになっていませんが、まだとても小さい子犬は、生まれたばかりのように見えました。
保護して生き残れるようお世話をスタート

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
まだ生まれたばかりと思われる赤ちゃん犬をそのまま放置しておくわけにはいきません。撮影者さんは発見した子犬を保護し、連れ帰りました。
体はとても小さく、体重を計ってみると、まだわずか160gしかありません。もしかすると、この子は保護された当日に生まれたばかりなのではと思われました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
ミルクを与えてみると、嬉しそうにたくさんゴクゴクと飲んでくれます。とても可愛らしいですが、まだ生まれたばかりの子犬は油断禁物です。
生まれたばかりでは、目も見えず、耳も聞こえず、歯もありません。さらに体温調節や体温を維持する能力も低く、この子に至ってはお母さん犬もいないため、育児はより難易度が高いのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
それでも諦めるわけにはいかないので、毎日献身的にお世話をする撮影者さん。1週目は、まだ生まれたばかりということもあり、ほとんどの時間を睡眠に費やしていたと言います。
徐々に成長していく「ジョイ」

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
しかし、3週目に入る頃には目も開き、比較的動けるようになりました。「ジョイ」と名付けられた子犬は、どうやらシベリアンタイガーのぬいぐるみがお気に入りのようで、動画にもあるとおり、いつも一緒にいます。
徐々に週齢を重ねていくにつれて、ジョイは活発になっていきます。
ぬいぐるみを噛んで遊んでみたり、大きな犬と対面して挨拶してみたり、好奇心旺盛な様子も見せています。まだ子犬ということもあり、完全に安全な状態に入ったとはいかなくても、難所は乗り越えたようです!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
生後7週目を超えると、他の成犬たちと一緒にお外で遊べるようにもなりました!とてもリラックスした様子で、楽しそうに転げ回るジョイはとても可愛らしいです♪
クリスマス前に里親さん決定の嬉しいニュースが♡

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
そして、ついにジョイに嬉しいニュースが届きました!なんとクリスマスまであと2週間と迫ったところで、オランダのご家族が「ぜひジョイを私たちの家族に」と申し出てくれたのです。
こうして里親さんが決定し、里親となるご家族も「ジョイに会う日が待ち遠しい!」と待ちきれない様子を見せてくれたと言います。
こうして引き渡しの日が決まり、里親さんたちはオランダから車でヨーロッパを横断し、お迎えに来てくれることになりました!引き渡し場所は中間地点のオーストリア・ウィーンです。
なんとジョイの里親となってくれるご家族は、往復で約2,500kmも走行し、ジョイに会いに来てくれるのです!きっとジョイにたくさん愛情を注いでくれることでしょう。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=hbmdOzWgyXU
ジョイは無事に里親さんたちに引き渡され、現在は一緒に楽しい日々を過ごしていると言います。ジョイが里親さんたちに迎えられる日、ジョイと一緒にジョイが気に入っていたおもちゃも一緒に贈られたそうです。
今では、お気に入りのおもちゃで遊ぶことはもちろん、雪が積もったお庭で元気よく走り回ったり、大きくなってからは水辺へと足を運び楽しんだりと、充実した毎日を送っているようです♪