インターネットに掲載されていた生まれて間もない子猫達。勇気ある心優しい女性のおかげで取り戻した平穏で当たり前の幸せ。
インターネットに掲載された『小さすぎる』子猫達
まだ離乳もできていない子猫達がインターネットに掲載されているのを見つけたミレナさん。その経緯は不明なものの『できるだけ小さい状態で譲る』という旨が記載されていたといいます。
ミレナさんは子猫達を放っておくことができず、街の反対側まで足を伸ばしました。そこで見たのは決して清潔とはいえない住環境のなかで檻に閉じ込められた小さな子猫達と何匹かの犬でした。
ミレナさんがそこにいた女性に話を聞こうとしましたが、返ってきたのは”家族で引っ越しをするので、子猫はできるだけ早く養子に出した”という答えだけでした。
ミレナさんはその場で4匹の子猫を引き取り、その足で動物病院へと駆け込みました。
宝石のように美しい子猫達
子猫達はそれぞれ『ジャスパー』『アガット』『ジェイド』、そして一番小さな体を持つ宝石は『トパーズ』と名付けられました。
幸いにも彼らの健康状態に大きな問題はなく、栄養たっぷりの食事と暖かい寝床、愛あるハグによってその成長を取り戻し、新しい永遠のお家を探しています。
ミレナさんの勇気ある行動のおかげで彼らは『当たり前』の幸せを取り戻すことができたのです。
不幸なペットを救う活動
ミレナさんは今までにもこのように生後間もない状態でインターネットに掲載されていた子猫を保護されています。
関連記事:【ペットビジネスの闇】女性の勇気が救った未熟な命。元気を取り戻した子猫『アンジー』
ミレナさんは彼らのように劣悪な環境での生活を強いられたり、更に悪質な生体販売をする人間の手に落ちたりしないように積極的に保護活動を行われています。
近年、日本でも問題となっている無闇で無責任な繁殖、命を命と思わないような取引が1日でも早く世界から消えることを心から願っています。