一緒に生まれた兄弟猫と共に保護主さんの元へやって来た時、子猫のウィドル君は他の子猫と比べ、ひときわ小さい子猫でした。
当初は、健康状態に問題があると思われていましたが、実は小人症の子猫だと判明したのです。
ひときわ小さな子猫
動物の保護活動をしている女性の元に、同じ親から生まれた兄弟子猫がやって来た時、彼女は中でもひときわ体の小さな子猫に目を奪われました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=HcLXBSV8ONM
せいぜい生後5〜6週間程度の大きさにしか見えなかったその子猫は、当初、深刻な健康状態にあるのだろうと思われていましたが、時間が経過するにつれ、その考えは間違えである事が分かりました。

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ウィドルの成長は極めて遅く、その後にやってきた生後10週間の子猫達よりも小さいほどで、その時点においても生後7〜8週間程度のサイズしかありませんでした。

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その後、ほどなくして、他の兄弟子猫たちは、それぞれ新しい家族の元へと旅立ちましたが、ウィドルと名付けられたその子猫だけは、あまりに小さすぎた為、譲渡されずに残りました。
小さな子猫ちゃんは小人症である事が判明
しかしながら、ウィドルは成長が遅い事を除けば、よく食べよく遊ぶ元気ないたずらっ子であったため、保護主の女性は成長速度の遅さに疑問を持ち、色々とリサーチした結果、ウィドルは小人症の猫であると判明したのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=HcLXBSV8ONM
小人症の猫に関する情報は非常に少なかったものの、その寿命は一般的な猫と比べ短いケースが多い事、また、必ずしも病気になって一生を送るわけではないという事が分かりました。
小人症の猫と共に暮らす
それまでに、ウィドルと彼女は既に長い時間を一緒に過ごして来た為、彼女にとってウィドルは、もうなくてはならない存在になっていました。そして彼女は、ウィドルと今後もずっと一緒に暮らして行くと決心したのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=HcLXBSV8ONM
小人症という点を除いては、ウィドルは茶目っ気たっぷりのいたずらっ子で、いつも元気一杯です。
飼い主となった彼女の職場である動物病院にも一緒に出勤し、自分より大きな相手にケンカを挑んでは負け、またそれを繰り返しています。
それでも、ウィドルより体の大きなワンちゃんやネコちゃんたちは、総じてウィドルの事を暖かく見守ってくれており、度重なるいたずらにも寛容に接してくれているようです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=HcLXBSV8ONM
これからもずっと元気で、たくさんいたずらをして、ウィドル君には長い長い一生を送って欲しいですね。

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