道路の真ん中で接着剤だらけになっていた子猫が『肩乗り猫』としての幸せを掴む

感動

体は接着剤だらけ、首には刺し傷…何者かに傷つけられた子猫は、それでも人間のハグを求めました。

道路の真ん中で発見された子猫

 

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2018年10月、気温差が激しくなり雨も増えるこの季節に悪意ある人間の手によって傷つけられた小さな子猫が車通りの多い道路の真ん中で助けを求めていました。

 

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仕事のためにオレゴン州セーラムへ車で向かっていたチャック・ホーリーさんは、前を走るトラックの下から出てきたのが子猫であることを理解した瞬間ブレーキを踏み、危険を承知で自分の見たものを確認するために車を降りました。

接着剤だらけで動くことができない子猫

 

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混雑する道路の真ん中で佇んでいたのは、全身にまとわりついたラバーセメントのような接着剤によって動けなくなった子猫。何とか子猫を道路から引き離すことに成功したホーリーさんはシルバートンの動物病院へと駆け込んだのです。

 

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奇跡的にも子猫に接着剤による損傷はなかったものの、その小さな首には意図的に付けられたと思われる刺し傷があったといいます。それは、この小さな子猫が悪意ある人間によって傷つけられたということを証明することとなりました。

迷わず肩乗り猫として人生を選んだスティッキー

 

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後に『スティッキー』と名付けられる小さな戦士は、人間の悪意によってその生命を危険に晒されたのにも関わらず、ホーリーさんと車内へ戻ってすぐ温かく頼もしいその肩によじ登り、自分の居場所を主張しました。

 

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ホーリーさんと出会ったスティッキーの人生は、その瞬間から大きく変わりました。永遠のお家を見つけ、温かく安全な寝床、美味しい食事…そして大好きな家族の『肩』を特等席として他に入れたのです。

 

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スティッキーが立派に成猫へと成長した後も、肩乗り猫をやめることはありませんでした。今でも家族の分だけ、スティッキーは彼専用の座席を持ちます。

 

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同居犬と格闘するわんぱくっぷり、そして前足を使ったおねだり攻撃をしたり、ダンスをしたり…。スティッキーは唯一無二の存在として花を咲かせた幸運な猫となりました。

 

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Sticky the Kitty Foundationの設立へ

ホーリーさんは、スティッキーとの出会いをFaceBookに投稿した際、多くの反響が寄せられたことをきっかけに非営利団体『Sticky the Kitty Foundation』を設立。現在も、ひとつでも多くの命が輝くことを願い活動されています。

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