美容室から帰ってきた愛犬の様子がおかしい…明かされる『衝撃の事実』に飼い主は大ショック

感動

ペット美容室でそっくりの犬同士が取り違えられ、そのまま4ヵ月間も誤った飼い主に育てられるという事件が起こりました。異変は感じていたものの、まさかの事実に飼い主は大ショックです。

愛犬の性格が激変した?

出典:https://www.boredpanda.com/pet-groomer-returned-wrong-dog/

突然、愛犬の性格が変わってしまったとしたら、どうでしょうか。何か原因があるのだろうと想像し、それ以上気に病まないかもしれません。でも4ヵ月間一緒に生活した犬が、実は「自分の愛犬ではなかった」としたらどうでしょうか。

これは「エマ」という名のシェパード・ニューファンドランド混血犬に実際に起ったことです。美容室に預けられたあと、ようすがおかしくなったのです。

「見かけは変わりませんが、精神的にがらっと変わってしまったのです」という飼い主。

「この4ヵ月間、この犬をエマと呼んでかわいがって世話してきました。でも外見は同じでも、中身がすっかり変わっていたのです」

そして美容室から連絡が入ったのです。判明したのは、まるでドラマのような真実でした。

「なんと、美容室が4ヵ月前に別の犬を『エマ』として戻してきたのです。わたしは大ショックです。話の全貌をご紹介しますね」

愛犬が差し替えられていた!

「6月初めに愛犬エマを地元の美容室へ預けてカットを頼みました。エマはシェパードとニューファンドランド犬の混血です。家に戻ってくると、何かようすがおかしいのです。見かけは同じなのに、精神的に変わってしまったみたいでした。おとなしいはずのエマは攻撃的で(食べ物の切れ端を与えようとすると手を噛むし、甘えたいときも噛みつきます)、知っているはずの人にもあいさつをしないのです。わたしにだけ慣れ、父や弟や近所の人には目もくれません。家族と過ごすいつもの癖も、すっかり変わりました」

「いつでもくっついて、父のことが大好きだったはずなのに。少しでも離れると神経質になっていたほどです。ちょうどそのころ父は仕事の関係で、別棟の離れで寝起きしていました。エマが美容院から戻ってきた時期と重なります。すごく神経質そうだったので、きっと父から離れていたためと考えていたのでした」

「結局4ヵ月も、エマだと信じてこの犬を世話し、かわいがってきました。今朝美容師から電話がありました。この女性は母が勤務する歯科医院の顧客でもあります。母は彼女にエマのようすががらっと変わったことを説明し、理由を尋ねたのです」

「そのときは普通にしていた美容師でしたが、翌日電話がかかってきました。すぐに美容院へエマを連れてきてほしい、というのです」

「その理由は、別の飼い主が同様の状況にあって同じ質問をしてきたから、というのです。そして1時間後、両親は本当のエマを連れて家に戻ってきました。これまで世話をしていたのは『ベア』という名の犬で、飼い主は高齢のちょっと変な夫婦です。ベアはエマと同じ親から生まれた、そっくりの犬なのでした」

犬にも大きなストレス

出典:https://www.boredpanda.com/pet-groomer-returned-wrong-dog/

「やっとエマを取り戻したものの、この状況で受けたショックは計り知れません。いまでも震えるほどです」

「まだベアの飼い主から写真は届きませんが、エマの写真を投稿します。きょうは午後になって美容室の経営者から謝罪のプレゼントが届きました」

「100ドルのギフト券と、エマ用のおやつと新しい首輪、人間用のスナック菓子のセットをもらいました。気持ちはありがたいですが、今となっては遅すぎるし、なんだか賄賂をもらったような気分です」

「外見がそっくりな場合、犬を取り違えることもあります」と話すのはユリア・ポピクさん(動物行動専門家)です。

「飼い主が愛犬の特徴を見逃していたり、同種の雑種犬で特徴が似ていたりすると、こういう事件が起きます。しかも犬種についての知識が少ない場合は、なおさら可能性が高いのです」

では犬のほうは、見知らぬ家庭へ行って生活することをどう感じるのでしょうか。ユリアさんによると、犬の個性やこれまでの経験によって反応は異なるそうです。

「新しい環境で神経質になる犬もいますし、好奇心旺盛で楽しむ犬もいます。いずれにしても、新しい環境に慣れるまでには時間が必要ですね。ややストレスを感じる犬もいれば、新しい飼い主のもとでひどく緊張する犬もいます」

しかも、きょうだい犬は見た目もそっくりです。
「毛の色や目の色、体の大きさが同じだったりします。でもよく見ると模様が違ったり、性格が異なったりするのですが」

同じ親から生まれたきょうだいでも、外見に多少の違いはあります。
「大きく違うのは性格です。1匹は積極的で遊び好き、もう1匹は独立心が強くて落ち着いている、というように」

しかも犬種によって違いがあります。
「ダルメシアンのような犬種は模様に特徴がありますが、ゴールデンレトリバーのような犬種はそうでもありません」

犬を心配する声が多数

 

でも今回の出来事は本当にショックです。ネット上では飼い主から離された犬のことを心配する声も寄せられています。

それはひどい。エマが大丈夫なよう、願っています」
→「そうなんです。エマは体重が減り獣医に診せなければなりませんでした。食物アレルギーがあるのに、それを知らない飼い主が普通の餌を食べさせてしまったからです。背中に円形の禿げができてしまい、それがもとで犬の取り違えに気づくことになったそうです」

「大変でしたね。再度絆を強めるには、一緒に過ごす時間を増やすといいでしょう。マイクロチップを埋め込むといいですよ」
→「そうですね。今度動物病院に行ったときに聞いてみます」

「なぜもう一方の飼い主を変な人だと断定するのですか?」
「この2人は評判が悪いのです。でもわたしの表現が過激でした。修正させてください」

「ひどいことでしたね。でも愛犬が戻ってよかった」
→「同じ気持ちです。でもベアとの絆ができてしまい、辛いのです。オタ内の犬を交換したとき、エマは走ってわたしのところに来ましたが、ベアはもじもじして迷ったようすでした。2人は嫌がるベアをむりやりひきずって、車に乗せました。ベアはわたしのそばを離れたくないようだったのです」

「一体なぜこんな間違いが起こったのでしょうか。しかも4ヵ月もたってやっとわかるなんて」
→「わたしたちは犬が取り違えられたなんて、思いもしませんでした。たしかに行動は変でしたが、父親が不在だったせいだと思ったのです」

「美容師は首輪の名札もすり替えたのですか?」
→「そうです。ベアはエマの名札をつけていました」

「わたしは犬の美容師ですが、決して同種の犬を同時にあずかったりしません。ぜひ2匹の写真を見てみたいですね」
→「何とか投稿してみますね」

「名前を呼ばれて反応しないなら、気づくはずですよね」
→「ベアは『エマ』と呼ぶと反応しました。でも手で指示したときには反応がなかったので、父の不在のせいでストレスを感じているのだろうと思ったのです」

「同じような経験があります。父が亡くなり、その愛犬がどうなったかわかりませんでした。数年後に愛犬とそっくりの犬を見かけたのです。思わず写真を撮っていたら飼い主が現われ、この犬をもう6年間飼っていると説明してくれました。だから明らかに別の犬です。でも不思議です。同じ親から生まれたのかもしれません」
→「取り違えは、きっとほかでも起きていることでしょう」

「ひどい体験でしたね。犬が無事に戻ってよかった」
→「最初エマは自分が捨てられたと感じるのではないかと心配しました、杞憂でした」

「大きな環境変化で、エマの性格に異常が見られましたか?」
→「大丈夫のようです。大好きな父親のそばを離れません」

「ベアもかわいそうですね。きっと飼い主に不満があるのでしょう」
→「そうですね。ベアのことは気の毒に思います」

出典:https://www.boredpanda.com/pet-groomer-returned-wrong-dog/

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