若者たちが仕掛けた犬2匹に襲われ、重体になった地域猫。緊急治療を受け、命をつなぎ健康を回復しました。そして幸運なことに、治療をした獣医に愛され、そのまま彼女の家族になったのです。
犬に襲われた猫バディ
出典：https://www.boredpanda.com/buddy-the-cat-mistreated-finds-new-home-saveeverybuddy/
「地域猫」という表現があります。たいていは野外にいる飼い主のいない猫たちです。なかには人懐こい猫もいれば、野生丸出しの猫もいます。年齢もさまざまで、健康状態もいろいろ。去勢している猫もいます。だれかが世話をしているケースもあります。
黒猫バディはこうした地域猫のうちの1匹です。2匹の凶悪な犬に襲われるという不幸な目にあうまでは、人間に飼われたことがありませんでした。
バディの体験はネットを通じて世界中の人々に広まり、多くがショックを受けて回復のための寄付金を寄せました。そしてバディの生きようとする力は強く、決してあきらめなかったのです。
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バディは2匹の犬に襲われ、危篤状態でした。
バディがある家のポーチにたたずんでいると、2人のティーン・エージャーが犬を連れて通りがかりました。猫に気づくと、犬たちのリードを外して襲わせたのです。
バディは危篤状態で病院へ運ばれました。
必死の治療を開始
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このことを知ったネット民から、ペンシルバニア動物虐待防止協会（SPCA）へ13万ドル（約1700万円）以上の寄付金が寄せられました。
救急医のケイティ・ヴェナンツィさんは必死で治療に当たり、バディの命を助けようとしました。でも状況は予断を許さなかったのです。
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「ブルーパール病院」でケイティさんがバディの体の無数の傷口を治療している間、猫は医療スタッフに向かってうなったり、治療台にしっぽを打ち付けたりして反応していました。
たいへんな治療を経て、バディの体は回復してきました。3月22日にはすっかり健康な状態に戻ったのです。
でもバディの心には大きな傷が残りました。飼い主家族は猫の心をいやすためにけんめいの努力を続けています。
犬をけしかけた10代の少年2人は、動物虐待の容疑で告発されました。
すてきな家族ができた！
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攻撃を受ける前、バディは野良猫でした。でも治療に当たった医師のケイティさんがこの猫を飼うことにしたのです。
夫のデイブさんは、妻がバディに強く惹かれているのを知り、飼うことを提案したのでした。
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いまバディは家族を手にして幸せです。同居猫テディとも仲良くなりました。
ネットでは次のようなコメントが寄せられています。
・わたしが住むドイツでは、未成年の子の罪は親に問われます。犬は強制的に施設へ収容し、行動面で再トレーニングを受けてから別の飼い主へ引き渡されます。今回の話を知ってから、ずっと状況をネットで見守ってきました。バディのことが好きになったのです。この猫が回復してすてきな家庭を見つけられたことをうれしく思っています
・少年たちは15歳以上です。よいことと悪いことを理解すべき年齢よ
・ひどい少年たちだ。彼らには共感とか同情心を学ぶ機会を強制的に与えるべきだ。救急隊で無償労働させるとか。さもないと大人になってから人間に攻撃を加えるだろう
・こういう精神異常者は、動物虐待から始まって、やがて人間へ危害を加えるようになります
・同居猫のテディは、家族ほどバディのことを気に入っていないように見えるけど…？
・すべての犬が天使みたいではないということですね
・災難だったね。でもバディにすてきな家族が見つかってよかった
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