走行中の車から投げ捨てられた「犬」里親さんの愛により、傷つき閉ざされた心の扉がついに開いた！【感動】

深いトラウマを抱え、塞ぎ込んでいた一匹の保護犬。家族の無償の愛、そして忍耐によって溶かされた心はアドベンチャードッグとしての才能を開花させました。

高速道路に投げ捨てられた保護犬『エディ』

出典：https://www.thedodo.com/daily-dodo/scared-dog-loves-kayaking-to-watch-wild-horses

保護団体『Four Peaks Animal Rescue』は、高速道路の側で怪我を負って動けなくなっている一匹の犬について連絡を受けました。保護された犬はひどく怯えており、その怪我はおそらく走行中の車から投げられたり、落とされたりした際に負ったものだと考えられました。

家族の覚悟と愛

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トロイ・ディクソン＝セカクアプテワさんとその妻であるデイナリンさんは、SNSでエディの姿を見た瞬間に恋に落ちたといいます。彼女に会いに行き、ひどく怯えて心を閉ざす姿を目の当たりにしても、エディを迎えたいという気持ちに一寸の迷いも生まれなかったといいます。

施設に迎えに行った時、彼女はとても臆病で逃げ出し、隠れてしまう前に撫でてあげるのがやっとでした。もちろん、それでも私たちは彼女を家に連れて帰ることだけを望みました。

と、ディクソンさん。夫婦は愛と忍耐さえあれば、エディがいつか殻を破り幸せになれることを信じていました。彼女を自宅へ連れ帰り、彼女はもう安全で幸せになれることを伝えるための生活がはじまったのです。

幸せになるためのスイッチ

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私たちは彼女が愛したい、愛されたいと思っていることを理解していましたが、以前のトラウマによってエディの心は麻痺していました。私たちが話しかけようとすると逃げ出してしまう…そんな日々が何ヶ月も続きました。多くの忍耐が必要でした。そしてたくさんのおやつも。

ディクソンさんの言葉の通り、エディが彼女自身の安全で幸せな暮らしを確信するまでには長い月日を要しました。その間、家族はただ辛抱強く、エディに愛を注ぎ続けたのです。そしてある日、最後のスイッチが押されたことを家族は確信しました。

ある日、スイッチが切り替わったかのように彼女はもう怖がる必要がないことに気づきました。ドアのところで私たちに挨拶をし始め、笑顔で、うねうねして、ハッピーダンスを踊りました。悲しみに暮れ、恐怖に覆われていた彼女とは完全に異なる愛想の良い、楽しい犬として生きることを決めました。

家族の愛によって固く閉ざされていたエディの心は溶かされました。

快活なアドベンチャードッグへ

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エディが家族との暮らしを楽しみ始めたとき、実は彼が冒険好きだということに気づいたディクソンさん。15年ほどカヤックを続けていたディクソンさんは、彼女を連れて行ってみることにしたのです。それは、エディと家族の新たな冒険のはじまりとなりました。

エディがパパと共に出かける川にはたくさんの野生馬が暮らしています。エディは川沿いで草を食べたり、水の中を泳ぐ馬を見るのが大好きだといいます。

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彼女が保護されていたレスキューグループは敷地内に馬を飼っていたので、エディは以前から馬の近くで過ごすことがあったようです。川を下る最初の十数回の旅では、馬たちとすれ違うたびに彼女は熱心にその存在に注意を向けました。彼女は今でも馬を見るのが大好きですが、吠えたり追いかけようとしたりすることはありません。

すべてのことを怖がっていたエディ、今ではパパと一緒なら巨大な野生の馬も、川を下る大冒険も何も怖くはありません。