【ペットビジネスの闇】女性の勇気が救った未熟な命。元気を取り戻した子猫『アンジー』

悲しい

インターネット広告で見かけたあまりに小さく不健康な子猫。勇気ある心優しい女性が救い出した子猫は強く美しく成長しています。

インターネット広告で見かけた子猫

ある女性が見かけたインターネット広告。そこには明らかに乳離れも済んでいない小さすぎる不健康な子猫が掲載されていました。

ミレナさんはこの子猫の命の危機を感じ、すぐに『彼女に適切なケアをしてほしい』と掲載主に連絡しました。

しかし、対応した女性は『数人が子猫に会いにきたが、採用されなかった。時間を無駄にしたくなかった。』と言ったといいます。

子猫を救うために引き取ることを決意

ミレナさんはこの対応と子猫が置かれた状況を鑑みて、これ以上子猫が傷つくことを避けるために更に悪人の手に落ちることがないようにと子猫を引き取ることを決意。

すぐさま向かった先で見たのは乳離れもしていない、痩せすぎた骨だけの子猫でした。

子猫はかろうじて生後2ヶ月頃と見られたものの、その女性はそれ以上の情報をミレナさんに語ることはありませんでした。

交わされた会話はあまりに短かったといいます。わかったのは、そこには何匹かの犬や猫がいたことだけでした。

ミレナさんの手によって救い出された小さな子猫は『アンジー』という名前をもらい新たな人生を歩みだすことができたのです。

しかし、その状況は決して良いものではありませんでした。アンジーは離乳しておらず、ひとりで食事を摂ることもできず、体重は減るばかりでした。

感染症の発覚と治療の開始

アンジーはカナダ・モントリオールのレスキュー団体『Chatons Orphelins Montréal』によってケアを受けています。

彼女の状態が正常ではなかったため、動物病院で血液検査を受けたところ赤血球を破壊する細菌感染症と貧血がみられました。

あと少し、発覚が遅れればアンジーの命は失われていたかもしれませんでした。

元気を取り戻した子猫のアンジー

幸いにもすぐに治療を開始したところ、アンジーはみるみるうちに元気を取り戻したといいます。自分で食事を摂れるようになり、愛を求めたりいたずらしたりするようになったのです。

やっとアンジーは同年代の子猫と同じように生活することができます。彼女のペースで成長を遂げたとき、きっと素晴らしい永遠のお家へと採用されることでしょう!

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