ロサンゼルスの保護団体『HOPE FOR PAWS』に依頼があったのは、2年以上路上生活を送る2頭の犬たちの保護。涙を流しながら、犬たちの幸せを願う強面男性の姿に多くの人々は胸を打たれました。
物を投げられたりナイフで脅されたり…
2年以上、少々物騒な地域で路上生活を送っていたという2匹の保護依頼。これまで犬たちは、物を投げつけられたりナイフを持った人に追いかけられたりしたといいます。
保護を依頼した男性も、少々強面な風貌であるものの犬たちにはとても優しく、どうにか彼らを守りながら出来得る限りのお世話をしていてくれたよう。男性について敷地内に入っていくと、さっそく姿を現す犬たち。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8R4cTKPsZig
2頭のうちの1頭は人に対する警戒心、恐怖心が強いようで、メンバーが近寄ろうとすると1度は逃げていってしまったものの…男性が論すように優しく声を掛けると落ち着きを取り戻し、無事保護。

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男性は愛おしそうに撫でる手を止めないまま、涙を流しながらこう語りました。
『自分では世話をしきれないから、名前もつけなかった…。』
助けたい、でも生涯に責任を持つ程の余裕がない、でも見捨てられない…。男性はこの子たちのことを想ってどれほど葛藤してきたのでしょう。
そんな男性の気持ちを汲み取ったのか、じっと心配そうに見つめる犬たちの姿を見たスタッフは『この子はあなたに感謝しますよ』と、そう声を掛けます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8R4cTKPsZig
怖がりな男の子には『ジョージ』、物怖じしない笑顔溢れる女の子には『アイリーン』という名前が贈られました。
彼らの人生に転機を与えてくれた男性に別れを告げ、新たな未来へ向かうため車に乗り込みます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8R4cTKPsZig
アイリーンは常にニコニコでしっぽブンブン!シャンプー中も笑顔が絶えることはありませんでした。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8R4cTKPsZig
怖がりのジョージは足の骨に悪性腫瘍が発見され、転移を防ぐために足の切断手術が行われることに。男性の保護依頼が少しでも遅れていれば、足の切断だけでは済まなかったかもしれません。
無事、手術を乗り越えたジョージはアイリーンと再会する時を迎えます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=8R4cTKPsZig
先に家庭犬の訓練施設にきていたアイリーンですが、ジョージとの再会にその笑顔はより輝きを増します。足の切断を乗り越えたジョージも、アイリーンの姿を確認すると安心した様子。
正反対のコンビは、共にお迎えしてくれる家族を待つのだそう。彼らはもう理不尽に傷つけられることはありません。心優しい男性の勇気によって救われた命、その物語をぜひとも動画本編でご覧になってください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope for Paws
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