公衆トイレで犬が置き去りに？
韓国の公衆トイレの中に白いペキニーズがつなぎっぱなしで残されていました。
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「朝、見回りに来たら、犬を見つけました。しかし、女性トイレです。僕は中には入れません。よく同じように犬をつないでトイレを利用する人がいるので、特に気にしなかったのですが、数時間経っても誰も犬を迎えにはきませんでした。」とトイレを管理している男性は言いました。
捨て犬の隣りにあった置手紙
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犬の傍にはブラシと、フード皿、そして洗面台にはビニール袋に入れられた少しのフードとさらに走り書きの手紙が置いてありました。
『90歳になり、私は癌に侵されていることが判りました。それでこの子に新しい飼い主さんを探しましたが、見つかりませんでした。どうかこの子のお世話をしてください。』
飼い主は一体どこに？捜索がはじまる
「もし、手紙に書かれていることが本当なら、高齢で体調が悪い飼い主さんは、犬を連れてそんなに遠くに行けないだろうからこの近くに住んでいる人でしょう。」
と地区事務所の職員さんは語りました。
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タオル
しかし、なぜ、こんな場所に愛犬を置き去りにしたのでしょうか？
犬の下に置いてあったタオルを頼りに、飼い主さん探しが行われました。そしてタオルを配った教会を見つけました。
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しかし、タオルが配られたのは今から約20年前だということが判りました。
マイクロチップ
飼い主さん探しをするには、スタッフが少なすぎました。
それで、マイクロチップが挿入されていないか調べられましたが、残念ながら入っていませんでした。
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飼われていた生活環境
獣医師が犬の体をいろいろ調べた結果、とてもよくケアをされていたことが判りました。
犬は大切にされていたのでしょう。苦肉の策でこのように公衆トイレに犬を置き去りにしてしまった事が推測されます。
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最後に
飼い主さん探しは進められているそうです。いったい何があったのか？どうして公衆トイレに置き去りにしたのか？それは飼い主さんに聞くしかないでしょう…。
しかしこれまでの経緯を踏まえて考えると、この飼い主さんはこのわんちゃんをこれまでとても大切にしていたのでしょう。愛犬を手放した時の心中は決して穏やかなものでは無かったと思いたいです。
しかし自分が飼えなくなった時の事を考えてから大切な命はお迎えしたいですね。
