募集サイトから迎えた2匹の保護猫 困難を乗り越え幸せな暮らしへ

2匹の保護猫 感動

今回ご紹介するのは、ポチタマライターのamiさんが投稿してくださった2匹の保護猫との出会いから現在に至るまでのお話。里親募集サイトで出会った2匹の保護猫。当初は威嚇が激しく不安に駆られたものの…?

里親募集サイトから迎えた2匹の保護猫

2匹の保護猫

出典:https://nekochan.jp/column/article/14402

amiさんは、先代猫を亡くしペットロスに陥っていた家族と話し合い、保護猫を迎えることを決意。ネットで里親募集の情報を調べていたところ、目に留まったのが『ネコジルシ』という里親募集サイトでした。

里親募集サイトに登録、応募

早速サイトに登録、自宅の近所で里親募集をしている保護猫はいないか探してみることに。すると、思った以上にたくさんの猫たちが里親を待っていることがわかったのだそう。

その中でも、amiさんは白く丸々とした可愛らしい子猫の写真に目が留まり、応募してみることに。後日、お世話しているミルクボランティアさんのお家に訪問する形で対面することになりました。

実際に対面してみると、真っ白だと思っていた子猫(当時の仮名・ムギちゃん)には、茶色いマダラ模様が。ボランティアさんに「抱っこしてみますか?」と聞かれ、ぜひ抱っこしてみたいと両手を広げて抱っこの姿勢をとったところ、全力で威嚇されてしまったのだそう…!

当時、amiさんはこの威嚇行為によって心が折れかけてしまったと語ります。

こちらのボランティアさん宅には、ムギちゃん以外にも何匹が保護猫がいたそうですが、その中でもamiさんのことをジーッと静かに見つめている保護猫くんが。真っ黒い艶のある毛を持つ男の子、仮名・ハルくんでした。

ミルクボランティアさんによると、ムギちゃんとハルくんは仲が良いため、できれば同じご家庭に引き取ってもらいたいと考えているとのこと。最初は1匹だけ引き取る予定だったamiさんでしたが、仲が良い2匹を無理に引き離したくないという思い、そして留守番の時に寂しくないようにという考えから、2匹とも引き取ることを決意。

○名前を改め家族として迎え入れることに

こうしてamiさんのご家族に迎え入れられた2匹は、漫画好きなamiさん一家の影響もあり、ムギちゃんは『小鉄っちゃん』、ハルくんは『仁くん』と名付けられました。

小鉄っちゃん

出典:https://nekochan.jp/column/article/14402

小鉄っちゃんはとてもアグレッシブでよく喋る子だったそうですが、何より猫風邪、結膜炎、アレルギーからの皮膚炎、嘔吐下痢と病院に通う頻度が高かったのだとか。

さらにおもちゃに対するこだわりが強く、同じおもちゃではすぐに飽きてしまい使ってくれなくなるため、新しいおもちゃを買い与えたり、同じおもちゃでも遊ぶ際に動かし方を工夫したりしなくてはいけなかったそう。

仁くん

出典:https://nekochan.jp/column/article/14402

一方、家にやってきた当初は大人しかった仁くん。たしかに大人しく無口な子のようですが、小鉄っちゃんに比べると健康体で、あまり病院通いもなかったようです。

大人しく小鉄っちゃんに比べると手がかからない…と思いきや、こちらは口にするものに対するこだわりが強い!ドライフードでは飽きて食べなくなってしまい、ウェットフードやチュールしか積極的に食べてくれないのだとか…。ドライフードを食べるときの様子といったら、かわいそうになるほど渋々といった感じで食べているようですよ(笑)。

1年後の小鉄っちゃん

出典:https://nekochan.jp/column/article/14402

その後も順調にスクスクと育った2匹の保護猫コンビは、1年が経過した頃には家の環境にも慣れ、毎日運動会のように駆け回る小鉄っちゃんと遊び好きの甘えん坊に成長した仁くんで賑やかになっているとのこと。

amiさんは2匹を迎え入れたことで「何をしてても可愛く感じ、仕事で疲れて帰って来ても必ず笑顔になれます。猫は可愛いというだけで、十分人間に癒しのパワーを与えられるすごい動物だと思います」と、語られています。

1年後の仁くん

出典:https://nekochan.jp/column/article/14402

また、里親募集サイトを見ていると、思った以上に里親を待っている猫たちが多く驚いたこと、そしてその中には里親が現れず殺処分対象となってしまう猫も存在することが気掛かりだと感じているとのことです。

猫をペットショップから迎えるという人も多いですが、里親さんを待つ保護猫たちも大勢います。これから猫を迎え入れようと考えている方は、ペットショップからだけではなく、里親を待つ運命のパートナーである保護猫を迎え入れることも検討してみてはいかがでしょう。

出典:https://nekochan.jp/column/article/14402

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