今回紹介する保護ケースは、クリスマスの数日後、ひどく寒い日に袋に放り込まれるようにして遺棄されていた子犬のお話。凍えるような寒さの中、まだ小さな子犬『エル』はあまりにひどい状態で発見されました。
クリスマスの数日後に起こった悲劇

出典:https://youtu.be/tez3o6aPclk
子犬の『エル』は、クリスマスの数日後、凍えるほど寒い日に袋に入れられた状態で捨てられていたところを発見されました。

出典:https://youtu.be/tez3o6aPclk
クリスマスといえば、賑やかな街並みに幸運のギフトをもらう子供たち。美味しい食事を囲む家族。たくさんの幸せが溢れるイベント…。
しかし、クリスマスが終わった数日後、木の根元に放置された袋の中には、寒さに凍えている1頭の子犬が放り込まれていたのです。
クリスマスのために用意されたと思われるその袋の中に放り込まれた子犬…クリスマスプレゼントとして贈られた子犬を捨ててしまったのか、偶然そこにあった袋を利用したのか…いずれにしても、あまりにひどい展開に愕然とさせられます。
この日、散歩中だった人が偶然その場所を通りかかり、袋に不信感を抱いて子犬を発見。すぐに病院に連れて行ってくれたのです。もしもこの方が通り掛からなかったら…そのまま見過ごしていたら…。

出典:https://youtu.be/tez3o6aPclk
病院の診察では、毛包虫症というダニによって発症した皮膚病を患っていることが原因で、全身が脱毛していることが判明。これほどまでにひどい状態ということは、ブリーダーの元で既にひどい扱いを受けていたことも考えられました。

出典:https://youtu.be/tez3o6aPclk
こうして無事に救われたエルは、保護団体RSPCAに通報した発見者さんに一時的にお世話されながら里親さんを探すことに。すると、後日里親になりたいと名乗り出た方のご自宅へと引き取ってもらえることになったのです!
動画では、エルが新しいお家に馴染み、楽しそうに過ごしている様子も!

出典:https://youtu.be/tez3o6aPclk
エルはその後も里親さんの元で幸せに暮らしています。翌年のクリスマスには、別の犬かと思えるほど回復し、幸せそうにクリスマスツリーの下で写真撮影しているエルの姿が!
エルは本当に幸運でした。あの日、あの場所を通りかかり、発見し、通報してくれる人が居なかったら…。クリスマスの時期になると、こうした事案による通報が相次ぐというとても悲しい現実があります。こうした犬たちが1頭でも減りますように。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA UK
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