ロサンゼルスの保護団体『HOPE FOR PAWS』に、路上生活を送る高齢犬の保護依頼がありました。嗅覚も聴覚も衰え、体力もない犬に安全で穏やかな日々を過ごしてほしい…!
ぐっすりと寝ている犬を発見

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
HOPE FOR PAWSの元に、路上生活を送る高齢犬の保護を依頼する連絡が入りました。
現場にやってきて周辺を探しますが姿はありません。恐らくいつも隠れている場所にいるのだろうと見に行くと…やぶの中で寝ている犬の姿を発見します。
ワイヤーリードを伸ばし前足にかけてみますが、一向に起きる気配はないようです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
数分経って、やっと犬が目を覚ましました。
何が起こっているのか困惑した犬はじりじりと後退しようとしますが、前足にかかっているリードが邪魔で逃げることができません。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
リードを引いて強引に出てきてもらい、すかさず布のリードをかけます。
犬はリードを必死に噛んで抵抗しますが…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
咬み切れないとわかると、今度はそのまま走って逃走!
逃げることを諦めた犬

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
しばらく走った犬はバランスを崩して倒れると、今度はそのまま動きません。
体力のない高齢犬にとって、人間を引っ張りながら走るのは相当な力が必要だったのでしょう。
撫でられようが、引きずられようが無反応…。どうやら諦めたようです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
犬は『ドロシー』と名付けられました。
無表情のドロシーを優しく撫でること20分。少しは落ち着いたようです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
そのまま抱え上げられると、車に乗せられて動物病院へ直行しました。
その後…

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
病院で診察や処置を受けた後ドロシーは数週間の対人トレーニングが行われ、一時預かり施設にやってきました。
無反応、無表情だった頃とは一変し、常に笑顔が見られるように!

出典:https://www.youtube.com/watch?v=eTefb14BUBI
「おやつください」なんて姿も見せてくれています。
海岸で散歩をしたり、スタッフたちに甘えたり、毎日がとっても幸せそうです。
あとはドロシーに永遠の家族が見つかることを祈るばかりですね。
ドロシーの変化を実際に動画でご覧ください。動画を見ることは保護活動の支援にもつながります。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope for Paws
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