『生きていてくれてありがとう』軒先にやってきた野良猫家族の物語

感動

保護猫との出会いを語ってくれたのは、ポチタマライターの『ゆずみかん』さん。お迎えから6年程になるという元野良猫たちの物語。

ごはんを食べに来ていた野良猫家族

2匹の元野良猫

出典:https://nekochan.jp/column/article/14718

愛猫との出会いは、友人の知人を通じてだったのだそう。

猫アレルギーを持つ知人宅の軒先に頻繁に現れるようになった野良猫家族。近づくことはできないものの、せめてご飯くらいは…と、軒先に食べ物を置いたことがすべての始まりとなったのです。

軒先にやってきた猫ファミリー

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すると、母猫と子猫合わせて4匹の野良猫たちが一緒にご飯を食べに来てくれるように。とはいえ、猫アレルギーを持つ知人宅にお迎えすることもできず、ただ一定の距離感を保ったまま日々が過ぎようとしていました。

警戒する猫たち

出典:https://nekochan.jp/column/article/14718

しかし、ご飯がもらえる場所と認識した猫たちは徐々に安心しきった様子で軒先へと通うようになり、最終的にその場に数時間ほど留まり、リラックスする姿を見せるようになったのだとか。

こうした猫たちの変化を見ているうちに『この子たちを保護してあげるべきなのではないか』と考え始めたのです。

鉢植えの中の猫

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このような悩みを抱え、ついに知人さんはゆずみかんさんの友人に相談。そしてゆずみかんさんへと繋がることとなります。

共に猫が集まる知人宅へと向かい、一緒に猫たちの様子を見てみることに。4匹中、お母さんを含めた3匹は警戒心が強かったものの、1匹の子猫は比較的穏やかで食いしん坊な性格をしていたため、距離を縮めることにそう長くの時間は要しませんでした。

少しずつ近づける関係を築いたところで、猫たちを保護するために捕獲作戦を実行。その結果、子猫3匹の捕獲には成功し、友人の自宅でお世話することになったそう。

やんちゃな子猫

出典:https://nekochan.jp/column/article/14718

保護直後は、突然知らない環境へと連れて来られた不安や恐怖から威嚇はもちろん手や腕を引っ掻かれたりハンガーストライキをされたりとさまざまな困難があったのだとか。

しかし、友人は傷だらけになりながらもお世話を続け、予防接種や避妊去勢手術も済ませ、譲渡会に参加できるくらいまで人馴れさせたというのですから、その愛情深さには脱帽ですね。

この後、比較的穏やかな性格だった子猫は友人の自宅で、他の2匹の子猫はゆずみかんさんのご自宅に引き取られることになったそう。

2匹の猫

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当時を思い返すと、懐かしさを感じると同時に友人に保護されるまで、野良猫として生き延びていてくれてよかったと、しみじみと思います。

ゆずみかんさんは、そう語られました。

出会いは一期一会。あの日、知人の家の軒先にお母さんたちと一緒に現れたのも、何かの縁だったのかもしれませんね。その後、友人さんの手に渡り、最後に2匹はゆずみかんさんに引き取られ、現在でものんびり楽しく毎日を過ごしているそうです。

出典:https://nekochan.jp/column/article/14718

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