岩穴に寝床を作り、10頭の子犬たちを守りながら暮らしていた母犬。それぞれが安全で暖かい暮らしを手に入れるため、大家族は保護されました♡
私たちを助けてくれるの…?
子犬の鳴き声を聞きつけ、岩穴を覗き込んでみるとそこにはたくさんの子犬たちの姿が…。

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人の気配に気付いたのか、母親らしき成犬も姿を見せます。近所の人に食料を与えてもらいながら子犬たちをお世話していたことも幸いしたのか、人に対して強い警戒心は持っていないよう。
それどころか『私たちを助けてくれるの…?』そう言っているかのような素振りを見せたのです。

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その姿を見た女性は、彼らの保護を決意。母犬の気を引いている間にまずは子犬たちをケージへと移すことにしました。
『おいで、大丈夫だからね。』『ねえ、君もこっちにおいでよ。』
母犬の姿が消えたことで不安そうにする子犬たちでしたが、無事に全員を保護することに成功。さあ、彼らが充実した日々を過ごすための場所まで2時間45分の旅が始まります。
もちろん、母犬の『ジョイス』も一緒です!

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子犬たちを見守りながら車に揺られる母犬ジョイスは、安堵の表情を浮かべているかのよう。食糧も安全性も十分ではない岩穴でこれほどたくさんの子犬たちを守り通してきた彼女の苦労は計り知れないものです。
『大丈夫よ。これからあなたたちにはたっぷりの愛情が注がれるのだから。』
それぞれの個性と贈られた『名前』
大家族が到着した女性の自宅で待っていたのは、保護活動の経験はもちろんたくさんの素晴らしいアイディアと動物たちへの愛情を持つ少女。

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彼女はテレビ番組『ストレンジャー・シングズ未知の世界』を由来とした名前を贈るのはどうかと提案。子犬たちの個性を登場人物の名をあてはめていったのです。
『この子はやさしそうで楽観的だね。エルかな?』
『この子は毛が灰色だから、スティーブだね。』
『よく出かけていくこの犬は、ナンシーよ。』
『この子は、ルーカスに顔がそっくり!』
『臆病な子犬は、ウィルにしましょう!』
その光景はあまりにも愛に溢れたものでした。それぞれが永遠の家族の元へと巣立つ時は、嬉しさと同時に強い寂しさを感じたのだそう。
可愛くて自信たっぷり、遊び好きでいながら賢い性格から『ダスティン』と名付けられた子犬だけは、まだ彼女たちの家で暮らしているのだそう。
大家族はそれぞれ新たな未来へと歩み始めましたが、きっと彼女たちと共に過ごした時間が消えることはないでしょう。
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