【間一髪】下水溝からのSOS! “君にぴったりな名前を見つけたよ” 手のひらサイズの子犬『キウイ』の物語

感動

嵐が迫る夜、聞こえてきたのは決死のSOS。心優しいカップルの手によって手のひらサイズの小さな子犬の未来は照らされました。

下水溝から聞こえた弱々しい鳴き声

出典:https://cdn.jwplayer.com/previews/WkAaEgaw

数ヵ月前のある夜、インドネシア・バリ島で暮らすマニュエルさんに聞こえてきたのは、あまりにも弱々しい鳴き声。声の持ち主を放っておくこともできず、パートナーのアリシアさんと共に必死で探し続けたといいます。

あちこち探し回った結果、その声は家の外にある下水溝だと判明。そこで見つけたのは、マニュエルさんの手に収まるほど小さな子犬でした。

『ひとりぼっちなの?』そう声を掛けながら、子犬を抱き上げるアリシアさん。その小さな体に怪我を負い、何らかの菌に侵されているのか体中を掻きむしった痕が…生きていることさえ奇跡だと思える程、子犬の健康状態は悲惨なものだったといいます。

それでも、子犬は生きたいという意思を持っていました。自宅へ連れ帰り、体を洗い食事を与えたものの、あくまでも一時保護として。彼女が健康を取り戻したら、飼い主を探すつもりだったのだといいます。

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『だから名前も付けなかった。名前を贈るということは家族になるということ、インドネシアではいわれているから。』そうマニュエルさんは語られました。

しかし、彼女が健康になり、里親の元へ旅立つ日…は、来ることがありませんでした。何故なら小さな子犬と過ごした何日目かの朝、マニュエルさんが、アリシアさんに『この犬にぴったりな名前を思い付いたんだ!キウイだよ!』と、そう伝えたから。

永遠の家族との新しい犬生を

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マニュエルさんとアリシアさんには、すでにふわふわの家族がいました。それが、『ピーチズ』です。彼はすぐにキウイを受け入れ、まるで守ろうとするかのように抱きしめるようになったといいます。

キウイの健康状態が回復するまで数ヵ月を要したものの、下水溝のなかで助けを求めていた時とは比べ物にならないほど力強く大きく立派に成長しました。永遠の家族の元で幸せに暮らすキウイの姿をぜひ動画で見届けてください!

出典:https://www.thedodo.com/videos/puppy-rescued-from-gutter

 

 

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