搭乗拒否された”熱帯魚” お世話を買って出た航空会社職員に称賛の嵐

感動

小さな友人との旅に心を踊らせながら、チェックインを済ませようとした女性を襲った悲劇。約4ヵ月の不在の間、どうすれば良いのかと嘆いているところに差し出された救いの手!航空会社職員の行動に多くの称賛の声が寄せられています。

小さな友人が搭乗拒否されてしまった…?

※画像はイメージです

航空会社の規定は非常に様々であり、搭乗できる動物にも制限があります。小さな友人と共に大学の休暇中に実家へと帰省しようとしていた『キラ・ラムフォーラ』さんが遭遇したのはまさにその壁でした。

彼女は熱帯魚の一種トウギョ『テオ』をとても可愛がっており、共に航空機に乗り込み旅をすることは始めてではなかったため、何の不安もなくチェックインできるものと考えていました。しかし、今回彼女が利用した航空会社の規定では、犬猫以外の動物、つまり熱帯魚は搭乗できないというのです。

困ったことになりました。

『ルームメイトはみんな、夏の間実家に帰ってしまいました。誰にも預けられません。どうしようかと途方に暮れたのです。』

そんな彼女を気に留めたのが、同社のカスタマー・サービス主任を務める『イズメル・ラーゾ』さん。美しい熱帯魚の存在とその規定により搭乗拒否される状況を目のあたりにした彼女は放っておくことができなかったのです。

私も2匹の犬と暮らしており、片時も別れたくない気持ちは十分に理解できました。もちろん、捨てるだなんてことはできません。私自身も、町を離れなければならないときは犬たちと別れるのが辛いのです。』

そう語ったのは、イズメルさん。彼はすぐにテオの世話を申し出ました。

『あなたが秋に戻るまで、僕と婚約者とでこの熱帯魚のお世話をするのではいかがでしょうか。夏中、ぼくにメールで問い合わせてくれれば、テオの様子をお知らせします。』そう付け加えて。

4ヵ月間シッターを務めた職員に称賛の声

出典:https://twitter.com/SouthwestAir

2人は4ヵ月間、写真や情報を交換して連絡を取り合いました。

『キラさんから、お世話用具一式を預かりました。ご飯や水の浄化剤です。どれくらいの頻度で交換するかも教えてもらいました。できるだけのことをしてテオを元気に過ごさせる、とぼくは請け合いました。』

『すごく親切な方です。夏中テオと離れているのは寂しいですが、しっかりお世話をしてもらっているのでとても嬉しい。』

数週間後、なんとイズメルさんはテオのために大きな水槽を購入したのだとか!

『テオとの生活を楽しんでいます。婚約者が皿洗いをしているとき、テオはずいぶん興奮するみたいです。』

航空会社職員の愛ある粋な計らいにより、安全で幸せな空間においてお留守番をすることができたテオ。イズメルさんの優しさには、多くの称賛の声が寄せられることとなりました。

出典:https://www.boredpanda.com/airport-employee-takes-in-passenger-fish/?utm_source=google&utm_medium=organic&utm_campaign=organic

この投稿に寄せられたコメント

・すばらしい話です。でも熱帯魚みたいな小さいペットがダメなのか…。
・うちの5人の子供の世話もしてくれるといいのだけれど…。
・テオが元気でよかったね!
・昔、3匹の熱帯魚をソーダ水のボトルに入れ、長距離バスで旅したことがあります。隣に座った子供は私のことを「魔女」だと思ったみたい。
・なんてやさしい男性でしょう。
・トウギョはよいペットになります。男性が世話を申し出てくれてよかった。
・ペットのハムスターのために飛行機に乗れず、長距離をドライブ旅行した経験があります。

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