21年連れ添ったライオンの仲良しカップルは動物園で同時に眠りについた

感動

ロサンゼルス動物園にいたライオンのヒューバートとカリサは仲良しのカップルだったが21歳の高齢になり健康状態が悪化した。2頭の幸せのために、動物園は同時に安楽死させた。

仲良しの熟年カップル

出典:https://www.thebreeze.co.nz/home/must-see/2020/08/elderly-lion-couple-put-to-sleep-at-the-same-time-so-they-don-t-.html

ロサンゼルス動物園にはライオンの熟年カップルがいましたが、同時に安楽死の処置を受け、永遠の眠りにつきました。ライオンの平均寿命は15歳から17歳ですが、ヒューバートとカリサは21歳まで生き、その21年間をほとんどいっしょに過ごしました。

高齢のために健康状態が下降気味で安楽死を考える段階になったとき、動物園は、2頭を同時に安楽死させることに決めました。2頭はとても仲が良かったので、残された方に、たとえ一日でも、相手を失った痛みを感じさせたくなかったからです。

ヒューバートとカリサは永遠に人々の心に残る

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広報担当のベス・シェーファーは安楽死のニュースとともに伝えられるように声明を出しました。

「ヒューバートとカリサは、カップルとしても1頭のライオンとしてもとても魅力的でした。2頭はほとんど離れたことがありません。いつも相手を気にしていて、いっしょに休み、しょっちゅう寄り添い、鼻を押し付けあっていました」

さらに、園長のデニース・ヴエレットが付け加えました。

「この2頭を見るのがロサンゼルス動物園を訪れる人たちの楽しみでした。動物園のスタッフもお客様も、2頭の仲睦まじい姿を見て感動していました。だから、2頭とお別れするのは大変つらいことですが、いっしょに旅立ったのは幸せだったと思って心を慰めているのです。ヒューバートとカリサは動物園の歴史に燦然と輝いています。2頭の姿を見たお客様たちの心の中にも永遠に生き続けることでしょう」

出典: https://www.thebreeze.co.nz/home/must-see/2020/08/elderly-lion-couple-put-to-sleep-at-the-same-time-so-they-don-t-.html

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