家族が通う小学校を訪れるのが日課になっている猫さんがいます。学校側も、その猫が教室や校長室を自由に歩き回るのを認めており、なんと生徒写真まで…?
学校側の対応に称賛の嵐
英国ノース・ウェールズ フリントシャーで暮らすエマ・ロバーツさん(45歳)は、在校生撮影会のあと娘2人(メーガンちゃん10歳/クロエちゃん7歳)の可愛い写真が出来上がるのを心待ちにしていました。

出典:https://metro.co.uk/2022/09/28/cat-who-loves-sneaking-into-school-gets-portrait-taken-on-picture-day-17465857/
しかし、衝撃の事実が判明。なんと愛猫までもが生徒写真の撮影に参加していたのです。本件の主役は、家族が通う学校に忍び込むのが大好きだという愛猫のジギー(4歳)♡
『写真を渡されたとき、てっきり彼女が写っているものと思っていました。写真を見た途端、それはそれはもう大笑いでした。周りにいた他のお母さんたちも含めてね(笑)。
一体どういうことかと聞くと、娘は「ジギーは自分から椅子に跳び乗り、誘いもしないのに写真撮影されたがった」というのです。学校側も猫を受け入れていてくれて、いつも通っているのです。
校長先生の机で居眠りしたり、本の山の上で寝転んだり、どの教室に侵入します、。全校集会をしている最中にホールを横切ったりもするんですよ。
まったく迷惑な猫ですよね(笑)。こちらはおかしいやら、恥ずかしいやら…生徒たちには有名で、迎えに行くと子供たちが猫のことを話題にしている場面に出くわすことも少なくありません』
エマさんはそう語りました。
『ジギーを学校に入らせないようにするのは不可能なので、こちらの負けを認め、大歓迎するようになったのです。ジギーの熱心な通学ぶりは、ほかの生徒の模範になる!』
そう語るのは、ジギーが通う学校の校長を務めるマーク・ビルトクリフさんです。
自宅から小学校までは歩いて10分ほど掛かるそうで、ジギーが通学を始めたのは2019年。当初は更衣室の棚に隠れていましたが、やがてドアを見つけてあちこちを歩き回り、ホールを見て回ったり運動場でのんびりしたりして過ごすようになったのだとか。
『家にペットのいない生徒も、ジギーがいることで動物への接し方を学べます。
いずれにしても猫を入らせないようにするなんて不可能です。幸い、ジギーは他に見たこともないほどすばらしい猫です。きっと自分は生徒だと思っているのでしょうね。だから在校生写真に収まるのも当然です。この写真は職員室の告知板に貼っておこうと思います。
あるときは秘書室の書棚のてっぺんに登っていました。私の部屋にも忍び込んできて、椅子の上で昼寝をしたりしますよ。これまで学校ではペットを飼おうとは考えていなかったのですが、ジギーがここを選んでくれました』
マーク・ビルトクリフ校長の言葉からは、ジギーへの愛が溢れており、なぜジギーがこの学校を選んだのかが分かりますね。
ジギーは2019年にエマさんの家にお迎えされた保護猫で、当初は家の中をめちゃくちゃにしたり、子供たちの髪をひっぱったりとそれはそれはイタズラ猫だったのだとか!
ロックダウンの時は学校も休校となり、ずいぶんおとなしく静かな様子だったそうです。きっと生徒たちに会えなくて寂しかったのでしょうね。
もちろんエマさんはジギーの写真を購入して、娘たちの写真と一緒に暖炉の上に飾ろうと考えているそうですよ♡
SNSに『ひどく当惑したわ』というコメントを添えてジギーの件を投稿したエマさん。たちまち3万人以上からのいいね!4,000件以上のコメントが寄せられることとなりました♪
出典:https://metro.co.uk/2022/09/28/cat-who-loves-sneaking-into-school-gets-portrait-taken-on-picture-day-17465857/
この投稿に寄せられたコメント
・大笑いしたよ。学校の対応もすばらしいね。
・猫はハンサムだし自慢げだ!
・ここしばらくで、最高の話題だよ。
・みんなに笑顔をもたらしてくれる話題ね。学校も受け入れてくれてよかった!
・写真がすごくすてきよ!
・すばらしい。写真まで撮ってくれるなんてよかったね!