愛する飼い主さんを救った愛犬。しかし、規則により愛犬はその場に置き去りに…。一体どうなってしまうのでしょうか。
愛する飼い主を救い、再会を待つ犬

出典:https://wanchan.jp/column/detail/16245
ある家の床下部分に一人ぼっちで取り残されてしまった犬。この子の名前は『Ddoong』。1週間前までは大好きな飼い主のおばあさんと一緒に仲良く住んでいました。しかし、今はこの家には誰も住んでいません。

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車の音が聞こえると、すぐにDdoongは走り出し、車の近くへと駆け寄っていきます。この日、やってきたのは1台のパトカー。
パトカーに乗っている警察官がドアを開けてあげると、まるで待ち侘びた人を探すように中をチェックするDdoong。しかし、そこに飼い主のおばあさんはいません。
待ち人がパトカーに乗っていないことを理解すると、明らかにがっかりした様子で、落ち込んだ背中を見せながら家へと戻っていきます。動画で見ているだけでも胸が締め付けられますね…。

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その後も家の中を覗き込む様子を見せていますが、もちろん飼い主のおばあさんの姿はありません。いったい彼らに何があったのでしょうか。

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Ddoongは、おばあさんと一緒に暮らしていました。たくさんの愛情を注がれて暮らしていたDdoongにとって、おばあさんは何よりも大切な存在だったことでしょう。
しかし、1週間前のある朝、お散歩の途中でおばあさんが倒れてしまったのです。明らかに異常な事態が起きたと気付いたDdoongは、すぐに散歩ルートを戻り、その場にいた人々に異変を知らせたと言います。
さらに、その異変に気付いた人々を案内するようにお婆さんの元まで連れていき、Ddoongの行動によって近所の人たちが通報してくれたのです。

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このDdoongの賢い行動によって、早い段階で治療することができ、おばあさんは一命を取り留めました。
しかし、警察の規則により犬をパトカーに乗せることができないため、その場に置き去りにするしかなかったのだそう。おばあちゃんを乗せたパトカーが走り去った後、Ddoongはそのパトカーを追いかけていたといいます。

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こうして一人ぼっちで家に取り残されてしまったわんこ。きっといつかおばあさんがこの家に戻ってくると信じ、家の床下で待機しているのだそう。
先ほどパトカーが家の前に訪れていたのは、もしかするとあの時連れて行けなかったことを気にして、時々この犬の様子を見にきてくれているのかもしれません。
Ddoongは、おばあさんがいなくなってから、おばあさんと行ったことのある場所を目指し、街中を歩き回っていました。家の近くに車が止まる音が聞こえれば、すぐに駆け寄り確認するDdoong。心の底からお婆さんのことが大好きなのですね…。

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この動画が投稿された頃、すでにおばさんは治療を進めており、もうすぐで家に帰宅できるとの連絡が入っていたそう!
おばあさんが帰ってくるまでの間は、親戚の人々がやってきてお世話してくれているそうです。親戚の女の子は、おばあさんに会えない寂しさを少しでも和らげてあげたいと、おばあさんが着ていた洋服を渡してくれたのだとか。
きっと今頃Ddoongは、すでにおばあさんと一緒に再び暮らせていることでしょう。Ddoongの行動と姿は、多くの人々の心を打ちました。
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