あなたはどう思う?「食費もないのに犬のために借金する夫」ネット民から非難の声

悲しい

お金がなく2日間食べていない妻。それでも夫は愛犬にお金をかけ続けます。妻がネット上で訴えた状況に、人々からは怒りの声が寄せられることとなりました。

命を迎えることには「経済的負担」も伴う

ペットを飼うことは、大きな責任と経済的な負担も求められます。基本的な毎日のお世話や緊急時の医療費、愛犬1頭に対して必要とされる生涯の費用は決して少ないものではありません。

妻からの警告があったにも関わらず、経済的負担を考慮せず愛犬をお迎えしたという夫。その結果、夫婦は借金を背負うことになりました。生活のために愛犬を手放そうと提案した妻を「利己的だ」と非難するのです。

渦中の女性は、海外掲示板redditにその状況を投稿、人々の意見を求めました。

愛犬を迎えて以来、夫婦は一文無しになってしまったというのです。夫は何度も動物病院を受診、その度に「問題ない」と診断されては高額の診療費を払って帰宅したり、高価な餌をあれこれと買ってきたりするのだそう。

「私たち夫婦はともに26歳です。夫に「犬を手放してほしい」と言い続けてきました。4ヵ月前に、夫の母が私に内緒で犬を夫にプレゼントしたのです。でもうちにはペットを飼う余裕はありません。でも夫は理解してくれないのです。食糧もなく仕事に出かけるためのガソリン代も払えない状況だというのに…」

「夫は『この犬とは強い絆で結ばれており、可愛くて手放せない。母が1200ドル(約170,273円)もかけて買ってくれた犬なのだから』といいます。夫がずっと欲しいと思っていた種類の犬なのだそうです。愛犬は現在2歳ですが、甘やかしたせいで行動に問題があり、健康状態もイマイチです。しかも犬のおかげで、借金もできてしまいました」

「獣医への支払いのため、銀行口座は200ドル弱(約28,369円)のマイナス残高になっています。私は『医者に行かなくても大丈夫よ』といったのですが、夫は断固として犬を獣医に診せたかったようです」

「さらにまた650ドル(約92,200円)の診察費がかかりました。医者は『犬はちょっと興奮していただけ』と見立てています。きっと夫の友人が犬のそばでタバコを吸っていたからでしょう。というわけで、夫は翌週まで払える見込みのない借金を、犬のためにまた背負ってしまいました」

愛犬が家族の一員であることに間違いはありません。愛犬のために出来得る限りのことを尽くしたいと考えることは至極当然のことであり、その感情そのものは決して悪いことではないのです。

ある調査によると、22歳以下のアメリカ人飼い主の42%、全世代の36%がペット関連の借金をしているという結果も。しかし、それらは思いがけない治療費、何としてでも愛犬を救いたいと費やしたものであることが殆どなのでしょう。

アメリカ人はペットへの支出を惜しまないことでも知られており、2021年のアメリカン・ペット・プロダクツ・アソシエーションの調査では、全米でペットに1236億ドルを支出しています。なかでも餌とおやつ代は510憶ドルでトップ、ほかに医療費や消耗品、グルーミングなどのお金がかかっているのです。

もちろん、これらは微笑ましさやその愛情の大きさを感じるものでもあります。しかし、あくまでも家族みんなの生活が成り立ってこそ…ですよね。

「うちには人間の食糧もなく、出勤のためのガソリンも買えません。私の上司はとても親切で、自宅勤務を認めてくれましたが、夫のほうは事務所に出勤しなければなりません。とはいえ、夫の上司もとても思いやりのある人で、今日はうちに食べ物を届けてくれました」

「お昼頃、うちに食品を届けてくれました。この2日間何も食べていなかったので、大感激です。一方で、犬にはいつもたっぷり餌がありました。彼がテーブルに食べ物を置いてくれたとき、私は上司に感謝のハグをしようと近寄りました。その時、犬がテーブルに乗って食べ物を床に落とし、2秒間ほどで全部ガツガツ食べてしまったのです」

「私は号泣しました。夫に『もうたくさん。この犬を連れ出して』といったのです」

「夫の上司も私に味方してくれました。私のストレスを見てとったのでしょう。でも夫は私が空腹のために感情的になっていると言い、絶対に犬を手放さないと主張しています。みなさんはどう考えますか?」

経済的問題で愛犬を手放す人も少なくないのだそう。お迎えした命に責任を持つことは大前提ではありますが、生活が成り立たないのであればそれは責任や愛情ではなく執着。唯一果たせる責任があるとすれば、次の引き取り先を見つけることなのかもしれません。

出典:https://www.boredpanda.com/get-rid-dog-ate-my-food/

この投稿には様々な意見が寄せられることとなりました。愛犬家、犬好きとしては手放すことを正解とすることは心苦しいものの、この状況では愛犬の幸せをも危ぶまれそうですね…。

この投稿に寄せられたコメント

・本当の話だとは思えないわ。でも本当なら、これはもう…。
・その義母が払った1200ドルで、夫婦の食べ物が買えたのに。
→(投稿者)「犬を飼う前は、さほど苦しい状況ではありませんでした。でも夫は犬に夢中になってどんどん支出を繰り返し、高価な餌をあれこれ購入したのです」
・夫と別れなさい。妻が2日間も食べていないのに、それを心配しない夫なんて異常よ。
・夫と別れるのが最良の解決法です。
・人間が飢えて仕事にも行けない状態になるほどお金を注ぐべきではないよ。私だったら、自分の上司が心配して食品を届けてくれたら、恥ずかしいと感じます。彼にとって犬のほうがあなたより優先しているのは確か。離婚を考えるべきよ。
経済的に自立していない夫とは、別れるほうがいい。きっと彼は自分が空腹でも犬に食べさせて幸せなのだろう。あなたのことなんて考えていないようだ。彼の両親も、夫と犬が実家に戻ってくれば喜ぶだろう。
・犬との暮らしはお金が掛かるものです。でも、何100ドルもフードに使うのはちょっと…。
・彼のあなたへの態度はひどい。犬には気を遣い愛情を注ぐけれど、あなたにはまったく無関心ですね。

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