2歳でがんを患い、闘病を繰り返してきた少年。その再発を知らせてくれたのは、なんと愛犬だったのです。愛犬が家族に知らせてくれたおかげで、適切な最新治療が受けられました。Facebookで紹介されたその旅路は、多くの人々に感動を与えました。
何度も再発する少年の「がん」
少年の『がんとの闘い』を、両親はFacebookに投稿し続けてきました。最初に宣告を受けたのは2歳のとき。そしてがんが再発したとき、愛犬がまるで家族に知らせるかのような異様なふるまいを見せたというのです。

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『愛犬チャイは、息子のデイヴィッドの部屋の前で警護するように座り、私が近づくとうなり声をあげたのです。決して息子のそばを離れようとしませんでした』と、少年の母親は語りました。
『やがてチャイがまた変な行動をし始めたとき、私は何でもないわ。勘違いよ…と自分を安心させようとしたのです。しかし、がんがまた再発していました。チャイは分かっていたのですね』と。
長い療養の末、実用化されたばかりの新しい治療を受けることとなったデイヴィッドくん。成人T細胞を体から取り出し、がんと闘えるように改良する方法です。

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この治療のあとも念願だったフィンランドへの旅の途中、腹痛を感じ受診するとまたがんの再発が発覚。後に家族の留守中に急な発作に襲われ脳腫瘍が見つかったのです。体の右側は麻痺し、一時は話すこともできなくなったといいます。
再び、チャイが異様なふるまいを始めたとき、家族は再発を確信。米国シアトルで骨髄移植を受ける必要があると判断、8ヵ月の治療滞在で彼は元気を取り戻しました。

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幼い彼を襲った数々の困難。しかし、デイヴィッドくんはそれらすべてを跳ね除け、病に打ち勝ったのです。デイヴィッドくんとチャイの物語は、またたく間に世界中で話題となり、多くの声が寄せられています。
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■この投稿に寄せられたコメント
・すばらしい少年と愛犬だよ。
・デイヴィッドくんのがんが、もう再発しないことを願っています。
・どうか彼らに穏やかで明るい未来を。
・犬とは時驚く程の愛情を見せますね。
・愛情が、奇跡を起こしたんだね。