保護団体『Hope For Paws』は、ひどく怯えた小型犬がいるとの通報を受けて夜間に現場へと向かいました。すると、怯えた様子でこちらを観察し、スタッフや保護依頼をしてくれた少女たちから逃げ回る小さな犬を発見。
スタッフと保護依頼をしてくれた少女たちが協力して保護すると…。
怯えた様子で逃げ回る小型犬を保護！
怯えた様子の小型犬が彷徨っているとの通報を受け、保護団体『Hope For Paws』のスタッフは夜間に現場へ急行。現場へ到着すると人間を恐れてか…狭い隙間に隠れるように入り込み、こちらをじっと窺う様子を見せる小型犬を発見しました。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=7qrAUlGkBVk
狭い隙間に入ってしまっている小型犬を捕まえるためには、隙間から外へと出てきてもらう必要があります。
スタッフは小型犬のいる奥の隣家に許可を取り、奥の敷地内から音を出して小型犬を驚かせ、こちらに出てきてもらう作成を立てたのです。
反対側には犬が逃げ出さないようにプラスチック製のフェンスを設置し、準備は完了。両側にスタッフと連絡をくれた少女たちが待機し、音を出します。
すると、音に驚いた小型犬は走り出しました。その様子を見ていた少女が「走っているわ！」とスタッフに伝言！その言葉にスタッフは急いで小型犬を追いかけます。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=7qrAUlGkBVk
しかし、小型犬が逃げた先にはプラスチックフェンスが。どうやらこのフェンスを見て「もう逃げられない」と小型犬は悟ったようで、怯えながらしかしどこか諦めも混じった表情でじっとその場に動かなくなってしまいました。
そんな小型犬にスタッフが捕獲するためのワイヤーリードを伸ばすと、抵抗する様子もなくワイヤーリードを受け入れてくれました。お見事です！
ワイヤーリードを首にかけられると、すでに全てを理解しているかのように、小型犬は自らプラスチックフェンスの方、つまりスタッフたちの方へと歩み寄ってきたのです。
どこか諦めたような表情からは「わかっているよ。捕まるんでしょう」といった気持ちが読み取れます。
自ら歩み寄ってきた小型犬に触れると、抵抗されることもなく撫でさせてくれました。
ここで「バディ」と名付けられた小型犬は、その後、いつもHope For Pawsが保護した犬に使っている布製のリードに取り替えることも大人しく受け入れてくれました。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=7qrAUlGkBVk
しばらく経つとバディも気持ちが落ち着いてきたようで、表情にも少しだけ余裕がみられるようになりました。
YouTubeの動画を見て連絡してくれたという少女たちに別れを告げ、バディを車に乗せます。必要なケアをするため、この後はバディを病院に連れていかなければならないからです。
すでに車に乗る頃には、バディの表情にも笑顔が見られるようになりました！撫でてあげると嬉しそうな表情をするバディ。先ほどの怯えはいったいどこへ行ってしまったのでしょう。これで一安心です。
表情が激変！笑顔を見せるバディ
出典：https://www.youtube.com/watch?v=7qrAUlGkBVk
病院に着くと、自ら軽い足取りで病院内を歩いてくれるバディ。シャンプーするための浴槽に入ると、おとなしくシャワーやシャンプーを受け入れてくれました！
ちょっぴり汚れて黒くなっていたバディでしたが、シャンプー後はとてもきれいなふわふわの白い毛に大変身！さっぱりしたのが気持ちよかったのか、バディも動画内で嬉しそうに施設内を歩き回っています。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=7qrAUlGkBVk
この後、必要な医療ケアを受けたバディは、一時預かり施設へと移され、里親さんが現れてくれるのを待つことになりました。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=7qrAUlGkBVk
一時預かり施設に預けられたバディは、その人懐こさと愛らしさから、比較的早く里親さんが見つかったようです。動画では、とても幸せそうに穏やかな表情を見せたバディが、新しいお家で楽しそうに暮らす様子が映し出されています。
動画を見ることは保護活動支援につながります。ぜひ最初の怯えた様子のバディが心を開き、幸せになっていく過程を動画でご覧ください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル：Hope For Paws – Official Rescue Channel
Hope For Paws
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