動物愛護団体『RSPCA South Australia』にネグレクトの通報が入り、4頭のキャバリアが保護されました。本来必要なケアもされず、伸びて一周してしまった爪やガチガチに固まってしまった被毛、さまざまな感染症を患うなど悲惨な状態に絶句。
お手入れをしてもらえなかったキャバリアたちを保護

出典:https://www.youtube.com/watch?v=P10Lm0uAY2I
RSPCA South Australiaのインスペクターが通報のあった家を訪れ、明らかにネグレクト状態のキャバリア4頭を確認。

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美しいはずの被毛は汚れ、伸びきってトレッドヘアのように絡まっています。耳や口の感染症から、巻き爪などさまざまな健康上の問題がみられました。

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絡まって固まってしまった被毛の長さは、なんと15çm!引っ張られて痛い思いをしていたことが容易に想像できます。

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爪さえも切ってもらっていなかったことから、肉球に刺さって感染症を起こしていた犬も。こんな爪では、まともに歩くことも難しかったでしょう。
保護された4頭とも獣医師による集中的な治療が必要な状態で、そのうち2頭は歯が腐敗しており20本以上も抜歯が必要だったといいます。

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虐待を行ったとして飼い主は逮捕され、裁判が行われました。13にも上る動物虐待の犯罪事実を飼い主は認め、執行猶予つきの3ヵ月の禁固刑、2年間の善行期間、500豪ドルの保釈金の支払い、5年間の動物飼育禁止などを言い渡されることとなりました。
保護されて治療、お手入れを受けたキャバリアたちはすっきりした様子です。どうか永遠の家族と幸せな暮らしを送ってほしいと願うばかりです。
ぜひ、キャバリアたちのストーリーを動画で見届けてください。
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:RSPCA South Australia
RSPCA South Australia
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