病気でひどく苦しんでいる子犬が路上に倒れ込んでいるとの通報が入り、インドの動物救助組織『Animal Aid Unlimited(通称:AAD)』の救急隊が現場に駆けつけました。ひどく怯えながら痛みに耐える子犬が袋の中に隠れていたのです。
路上でひどい痛みに苦しむ子犬を救助

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cArm5uqUv8Q
「ひどい病状の子犬が路上で倒れている」と緊急通報を受け、インドの動物救助組織『Animal Aid Unlimited(通称:AAD)』の隊員がすぐに現場へと急行。発見した時、子犬はひどく怯え痛みに耐えるように袋の中へと隠れていました。

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痛みが影響しているのか、隊員が袋から子犬を出してあげようとするも、なかなか出てきてくれません。「キャン!」と甲高い悲鳴のような声をあげて、より袋の奥へと逃げ込もうとする様子も。

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そこで、ビスケットのような食べ物を子犬に与えてみるとよほどお腹が空いていたのでしょうか。警戒する様子もなくパクパクと口の中に入れていくではありませんか!食欲はかろうじてあるようで一安心。
食べ物を与えられたことで恐怖が少し和らいだのか、隊員が頭を撫でても逃げようとせず、受け入れてくれたようです。ただし、足を触るとひどく痛がることから、どうやら怪我を負っているようでした。

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診療所に到着すると、すぐに獣医師による診察が開始されました。全身を隈なくチェックするとどうやら腰からお尻、そして足にかけて重い怪我をしていることが判明したのです。
早速痛みを取り除くための治療が開始されました。まずは傷を負った部分を消毒し、全身を体に負担がかからないように優しく洗っていきます。

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この過程で、救助された当初は怯えた様子をしていた子犬はリラックスした表情を見せるように。きっと、ここにいる人々が自分のことを助けてくれると理解したのでしょう。
その後、「ジャンパー」と名付けられた子犬には、6週間ほどかけて治療が行われました。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=cArm5uqUv8Q
救助されてから6週間後、隊員がジャンパーが治療を受けていた診療所へと足を運ぶと、そこには元気よく走り回るジャンパーの姿が!そう、治療に懸命に取り組み、ジャンパーは見事、劇的な回復を遂げていたのです。
動画の最後では、元気よく遊びまわったり、人懐こい様子を見せたりするジャンパーの姿が見られます。ぜひみなさんも回復したジャンパーの愛らしい姿を動画から確認してみてくださいね!
※こちらの記事は動画配信をしているYouTubeチャンネルより許可を得て掲載しております。
掲載YouTubeチャンネル:Animal Aid Unlimited, India