足を1本切断した子猫。新しいお家で出会ったおじいちゃん猫から『愛される事』を学んだ

かわいい

たまたま拾われた子猫が保護施設に預けられました。その後、子猫を診察した獣医の判断により、足を一本切断しなくてはならなくなったのです。しかし、持ち前の明るさで足を失っても柔軟に対応し、また、新しく保護された家では先住猫から素晴らしいことを学んでいきます。

足を負傷した子猫が救出され、保護施設に送り届けられる

ある日、空腹状態で足を怪我した子猫が救出され、ネバダ州のレイク動物保護施設に預けられました。子猫は全て順調のように見えましたが、診察をした獣医は怪我をしている足を切断することが子猫にとって最善の選択という決断を下し、切断手術を行うことにしました。

手術後に子猫は足を一本失いましたが、好奇心旺盛な性格が幸いし、三本足になっても自分の力で歩き出しました。その後、子猫はモーガンと名付けられました。

新しい家と自分の運命を変えてくれたラントとの出会い

モーガンはエミリーさんというオーナーに預けられ、早速新しい家で一緒に暮らすことになりました。安心できる新しい環境で傷を癒し、日に日に元気になっていきました。

エミリーさんの家には他にも保護した猫たちが暮らしているのですが、ついに先住猫たちのうちの一匹ラントにも紹介されたのです。

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What ?

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ラントも以前は保護された猫で、推定14歳の猫です。エミリーさんが保護施設から子猫を保護する度に、その子猫たちのお世話をしてくれるとても優しい猫でした。

歴代の保護された猫たちは、このおじいちゃん猫のラントにお世話してもらうことにより、「愛されること」や「信頼すること」を学びながら育っていくのです。

ラントとの生活

モーガンもラントと出会ってから、運命が大きく変わりました。ラントは最初にモーガンの毛並みを綺麗にするためにペロペロ舐め始めました。

やんちゃなモーガンはそれに驚き、ラントの前で暴れたり、顔を足で蹴ったりしますが、ラントはそれにも辛抱強く耐え、モーガンの毛並みを揃えて続けます。

また、ラントはモーガンに他の猫たちと上手く遊ぶ方法も教えてあげています。日々モーガンをよく観察し、モーガンがラントを必要としている時にはそっと側に寄り添ってあげるのです。

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Sunday afternoon shenanigans.

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エミリーさんは足が三本になっても、通常の猫たちと同じように元気に遊ぶモーガンを見て、とても安心したようです。

みんなのおじいちゃんともいえるラントは子猫たちに生きていく上で大切な信頼や愛情を教え、その後子猫たちは新しい人生を歩んでいくのです。

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