臆病だった野良猫 時間をかけて絆を育むと…「家に連れて帰って!」

警戒心の強い猫 感動

オハイオ州で動物救助のボランティアを行うドナさんは、普段お世話をしている猫たちのコロニーに新しい猫がきていることに気づきました。しかし、彼はとても臆病でなかなか近づいてくれません。約2ヵ月という長い時間をかけて少しずつ絆を育んでいきました。

臆病だった野良猫くんが甘えてくるまで

警戒心の強い猫

出典:https://www.lovemeow.com/stray-cat-bushes-kind-home-2658827269.html

オハイオ州で動物救助のボランティアをしているドナさんは、普段から食べ物などを与えに訪れている猫のコロニーに新しい猫が加わっていることに気付きました。どうやら食べ物を求めてやってきたその猫は、とても臆病で、食べ物を持つドナさんにもなかなか近寄ってきません。

約2ヵ月という長い期間をかけて少しずつ接していくと、ようやく「この人は安全な人だ」と認識してもらえたようで、ドナさんが食べ物を持って現れると近寄ってきてくれるようになりました。

近寄ってくるオリー

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慣れてしまえば早いもので、「オリー」と名付けられたその猫さんは、ドナさんが現れると自ら近くを歩いて回るようになったといいます。時には「にゃー」と甘えたように鳴いて撫でることも許してくれたのです。

こうして信頼関係を築いていたある日、ドナさんが食べ物を与えるためにオリーの名前を呼ぶと、すぐに茂みから顔を出してドナさんの元に近寄ってきました。そして挨拶するかのようにドナさんに優しく抱きしめられ、撫でてもらうオリー。

ドナさんが帰る時には、なんと自分からドナさんを追いかけて、まるで「連れて帰って!」というかのように彼女にスリスリと擦り寄ってきたといいます。こうしてドナさんはオリーをキャリーに入れて連れ帰り、屋内で過ごさせることにしたのです。

甘えん坊

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その後、オリーはドナさんのお家で食べ物を与えられ、安心した場所で眠り、毎日のように愛情を注がれて幸せに過ごしました。

元々甘えん坊だったのか、オリーは甘えたがりな様子を見せることも多く、そんな彼をみてドナさんは「生涯ずっと一緒に暮らしてくれる飼い主さんが必要」と感じたのだそうです。

里親さんとの対面

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最終的に、ドナさんは里親募集をSNSで行い、オリーに一目惚れした男性へと引き渡すことに決めました。現在、オリーは引き取られた里親さんの家族と一緒に幸せに暮らしているとのことです。

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