クリスマスに起きた奇跡♡”行方不明だった愛犬”と『1年ぶりの再会』を果たす

感動

1年程前に行方不明になった愛犬は、怯えながら路上で暮らしていました。優しい人々が飼い主を探し当て、クリスマス直前に犬は家族と再会することができたのです。

飼い主と喜びの再会

1年近くも行方不明だった犬は、クリスマス休暇を前にして、家族と再会することができました。その犬は6歳のピットブルで、シカゴの街をうろついているところを発見されました。

犬の名は「グレーシー」です。11ヵ月も離ればなれだったのですが、飼い主のケリー・シェイドさんを見たとたん、歓喜のあまり駆け寄っていきました。

「近づいてきてしっぽを振っています。お互いに我を忘れて感動しました」とケリーさんはいいます。

でもこの喜びの前には、大きな悲しみを経験しなければなりませんでした。

空いたドアから外へ逃げた愛犬

昨年12月、お客さんがドアを開けたときにグレーシーは家の外へ跳び出して行ってしまったのです。

「行方不明のポスターをいくつも貼りだし、『イリノイ州・不明犬捜索サイト』に投稿し、数々の保護施設にもたずねてみました。でも見つからず、何ヵ月も泣いて過ごしたのです」とケリーさんはいいます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=jX91ZUzwRG8

その夏の期間中、ジャクソン・パーク・ハイランド地区の人々は、足先の白い美しい黒犬がうろついているのに気づきました。でもそのときは、この犬が3キロほど離れた自宅から脱走して迷子になってしまったことまでは知らなかったのです。

グレーシーは臆病で、ほかの人々や犬たちには近づこうとしませんでした。でも同じく犬を飼っているポリー・エリソンさんは、何とかしてあげようと決心しました。グレーシーに餌を与え始め、信頼してもらおうと何ヵ月も努力を続けたのです。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=jX91ZUzwRG8

「ずいぶん周囲を恐れている様子で、このまま放っておくことはできませんでした」と語るのは、ポリーさんです。

自由時間に野犬の保護活動をしているケイティー・キャンベルさんと一緒に、2人は餌を与え続け、やがてこの犬を確保することに成功したのです。

体内のマイクロチップを調べ、その情報を使ってすぐに飼い主へ連絡することができました。「うれしくて涙が止まりませんでした」と飼い主のケリーさんはいいます。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=jX91ZUzwRG8

ケイティーさんは「犬は驚くほど生存能力が高いので、行方不明になってもあきらめないでください。今回の例でわかるのは、とにかく絶望せずに探し続けることが大事だという点です」と話します。

「この犬はやっと飼い主と再会できて、愛情あふれる家庭に戻って、同居するほかの犬たちとも一緒に過ごせるようになりました。感動的です」とポリーさん。

「世界中でいやなことがたくさんありますが、それでもこんなに心やさしい人々もいて、精一杯努力をして助けてくれるのですね。うれしいことです」というのは飼い主のケリーさんです。

クリスマスの奇跡

ケリーさんはグレーシーが生後2ヵ月のときにお迎えしたのだそう。グレーシーを助けてくれた女性たちは「どの飼い主もきちんと愛犬にマイクロチップを埋め込んでほしい」と話しています。

そしてチップ上の情報を常に更新して、もし愛犬が行方不明になったり再び見つかったりしたら「イリノイ州・不明犬捜索サイト」に投稿するよう求めています。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=jX91ZUzwRG8

「本当にクリスマス休暇前の奇跡です。すばらしいわ」とケリーさん。グレーシーは決してケリーさんの元を離れません。行方不明になっていた長い間、グレーシーにケガひとつなかったのは、とても幸運でした。

シカゴの街中で冬・春・夏・秋の季節を生き抜いた犬は、やっとクリスマスには自宅へと変えることができたのですね。

この投稿に寄せられたコメント

・最後がよい結果になってよかった。GPSのついた犬の首輪も販売されているそうです。徘徊しがちな犬にはいいかもしれないですね。
・この出来事があったあとは、犬も外へ跳び出そうとはしないでしょう。ひどい結果にならず無事に自宅へ戻れてよかったです。
・幸せな家族だね。

出典:https://www.youtube.com/watch?v=jX91ZUzwRG8

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