『安楽死を待つ犬』施設で撮影された1枚の写真が物語る現実とSNSが救える命

悲しい

『殺処分』目を逸らしたくなるその現実、収容された動物たちはまるで自分の運命を分かっているかのようにその瞳から光を失っていきます。ある施設で命が消える瞬間を待っていた1頭の犬の写真は、人々の心を動かしました。

安楽死を待つ犬たち

罪のない多くの犬たちが、米国のあちらこちらで毎日のように安楽死させられている現実があります。毎年約390万匹もの犬が施設へ収容され、うち120万匹は安楽死処分を受けているのです。

施設へ収容されるということは、その多くに死が待っているといっても過言ではありません。

出典:https://www.thedodo.com/dog-photographed-tears-eyes-1279919575.html

こちらのわんこも、施設に収容され殺処分を待っていた1頭。『助けて』今にもそんな声が聞こえてきそうなこの表情、まるでこれから訪れるその時を理解しているかのような姿に胸が締め付けられます。

保護団体「ハイ・プレインズ・ヒューメイン・ソサエティ」(HPHS)は、こうした収容施設にいる犬たちを撮影し、新しい飼い主を見つけるための活動を行っている団体。

最近訪れた「ポルタレス市営動物シェルター」では、檻の内側から哀願するような顔をこちらに向けているところを撮影、フェイスブック上に掲載しました。

投稿を見た人々から多数の連絡が入り、その日の午後4時になって、新しい飼い主が決まったのだそう!彼女はもう2度と悲しむことはありません。

しかし、悲しいことに彼女と同じように命の灯が消える瞬間を待っている動物たちがこの世界には数え切れない程存在するのです。

この現実とSNSの力が救える命があることをぜひシェアしてください。どうか1つでも多くの命が幸せに暮らせることを願うばかりです。

出典:https://www.thedodo.com/dog-photographed-tears-eyes-1279919575.html

こんな記事も読まれています

独りぼっちで逝かせたくない。命の灯火が消える最期の夜、愛されてきたことを伝える女性と犬のストーリーに涙が止まらない

親友の死に寄り添い見送った保護犬 『永遠に一緒に』遺灰と共に新たな犬生へ