保護された赤ちゃん3匹の子猫。うち1匹は3本の足と極小サイズの体の持ち主でした。そのキュートなお茶目ぶりで周囲を魅了しながら、元気に育っています。
3本足の子猫『ロージー』
生後5週間の子猫3匹が、衰弱した状態で保護されました。うち1匹は極小サイズで、足が3本しかありません。キャロライン・グレイスさんが要請を受け、彼女が代表を務める『Baby Kitten Rescue』で引き取ることになりました。

出典:https://www.lovemeow.com/kitten-three-paws-determined-everyone-2658825252.html
「やって来た子猫たち(ローズマリー、ラベンダー、バジル)は、みんな脱水状態でやせ細っており、体は蚤や寄生虫だらけでした」と、キャロラインさん。
特に心配だったのがローズマリー(別名ロージー)です。3本足のこの子猫は、ほかのきょうだいより格別に小さく、まるで骨と皮のような状態でした。

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「肋骨や背骨が皮膚の上から触れるほど、ロージーは痩せていました。生後2週間ほどの体重しかないのです。そこで、通常は重病の子猫に行う『支持療法』に従い、まず脱水症状を改善し、そのあとで徐々に餌を与えることにしました」
ロージーの4本目の足は「肘と手首の関節」だけの、ごく短い塊。痛みはなく、ロージー自身は自分がほかの猫と違うことを全然気にかけていないようです。

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「初めてロージーに会ったとき、この子はきょうだい猫よりずいぶん体が小さく、無気力で蚤だらけでした。でもそんな状態でも、ゴロゴロ鳴いて甘えていました」というのは、里親のミアさんです。
ロージーは体重も増え始め、体力がついてきました。3本足で駆け回り、思い切り遊んでいます。
「ロージーが3本足で上手に動き回るのには、驚いています。何も問題はないのです」と、キャロラインさん。
ロージーはまるでウサギのようにピョンピョン跳ねて、元気いっぱいに遊んでいます。里親さんに甘え、同居する猫たちとも仲良く遊んでいます。極小だった赤ちゃん猫は今、あちこち跳びはねて遊び回る、活発な子猫に成長しました。

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「ロージーの特徴は、何よりもまず『立ち直りが早い』ことですね。そして甘えっ子で遊び好きでもあります。家じゅうを走り回って、うちの猫たちと遊び、私にも寄り添って甘えます。人間によくなつく猫で、1日中私と一緒にいたがります」と、ミアさんは語りました。
ロージーは、3本足であることをハンデとは感じていません。きっと彼女らしく幸せに暮らしていることでしょう♡
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