これは、オーストラリアで実際にあったお話。その前に少しオーストラリアでのキツネについて少し説明させてください。
害獣として扱われるキツネを救った少女
オーストラリアでは、1998年農村土地保護法の下、キツネを飼ったり供給したり、放したりすることは犯罪とされています。理由は、彼らが在来の野生生物を狩ったり、殺したりするからです。よって、彼らに残された道は、見つけた場所に置き去りにされるか(たとえケガをしていて治療が必要だとしても)安楽死させられるかの2つしかありません。
そんな状況の中で起こった奇跡、キツネの『ファーギー』の物語をご存知でしょうか。偶然、ファーギーを発見した人は、その小さな毛玉を『子犬』だと勘違いし、野生動物保護施設に連れて行ったのです。

https://www.boredpanda.com/little-girls-bonds-with-a-rescue-fox-greenerpasturessanctuary/
ファーギーの周辺にはお母さんらしき動物はいなかったのと、彼女を見つけた人が子犬だと思ったので、保護施設に連れてこられたのです。そこで二度目の奇跡が…少女『フェニックス』との幸せな出会いです。

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ファーギーがそこで出会ったのは少女フェニックス。2人の間には切っても切れない友情が築かれたのです。

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ファーギーを救う為に家族経営の家畜保護区を設立し、彼女を引き取ってくれたのはレイチェル。キツネは本来野生動物に分類されますが、オーストラリアのような閉ざされた国では有害生物として分類されているのです。

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キツネのファーギーには、孤児になったトビーという友達も出来ました。そして彼らが暮らす生活空間が楽しいものであるようにレイチェルは、たくさんの工夫をしてくれたのです。

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友達はトビーだけじゃないよ。みんなが友達兼遊び道具。

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すべてが奇跡の連続でした。

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近いうちに彼らの生活空間ももっと広くしてあげたいと考えているそうですが、近年動物達に莫大な医療費が掛かったので、まずそれを解決してからになります。
「私を見つけてくれてありがとう。そして子犬だと思ってくれてありがとう」

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唯一無二の親友となった二人。

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出典:https://www.boredpanda.com/little-girls-bonds-with-a-rescue-fox-greenerpasturessanctuary/