「ハドソン川の奇跡」再び?大冒険を経て介助犬としての犬生をスタート

驚き

人ごみに怯えて逃げ出し、川幅最大8キロもある米国ハドソン川を泳いで渡った犬を無事保護!これほどの長距離を泳ぎ続けたものの健康状態に問題なく、飼い主の元へ戻ることができたのです。

巨大なハドソン川を泳いだ犬

ハドソン川は米国ニューヨーク市とニュージャージー州を隔てる巨大な川。場所によって川幅は1.6キロから8キロもあります。この川を横切るのは大変な仕事であることは一目瞭然。

しかし、レオンベルガーとバーニーズ・マウンテン・ドッグのミックス犬『ベア』は、その川を泳いで渡り切ったのです。ベアは土曜日にニューヨークのマンハッタンで行方不明になり、火曜日の朝になりニュージャージーで発見されました。

出典;https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/dog-swims-across-hudson-river

保護したのはエッジウォーター消防署第1分署で、インディペンデンス港の桟橋の下で見つかったということです。

「ベアは元気です。これほどすごい冒険をしたなんて信じられません」というのは、飼い主のエレン・ウォルピンさんです。

一体なぜこんなことができたのでしょうか?まず知っておくべきなのは、この種の犬はかなりの大型で、しかもレオンベルガーは泳ぎが得意だということ。体も大きく泳ぎ方を熟知していれば、巨大な川でも無事に渡って行けることでしょう。

1週間前にエレンさんの家に迎えられたベアは、土曜日に彼女とハーネスを買いに出かけた時、怯えて逃げ出してしまいました。そのままウェスト・サイド・ハイウェイを走って行き、110番ストリート付近で川に飛び込んだそうです。

救助した消防士たちが動物病院へ連れて行き、ベアはそこでたっぷりの食事をもらいました。そして飼い主と再会することができたのです。もともと息子さんの介助犬としてやって来たベアは、再び家族と生活を共にします。

「もう戻ってこないかと思いました。週末はずっとショックで沈んでいたのです。どうしたらよいか、途方に暮れていました」と、エレンさん。

でも幸いなことに、ベアはただ「遠泳」をしたかっただけのようです。エレンさんの息子は彼女の表現によると「意志の強いがんばり屋さん」だそうで、ベアのような頑強な戦士との相性はぴったりですね。

これから何年も、一緒に楽しく過ごしてほしいものです。ただし今度は「陸の上」で。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/dog-swims-across-hudson-river

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