行方不明の家族との再会したという話はいつだって人を感傷的にさせるものだが、そんな奇跡が世界中で起こっているのも事実。イギリスのドーセット郡で発行される日刊紙『Dorset Echo』は、わんぱくな愛猫と10年間諦めなかった家族の再会を報告しました。
10年間行方不明になっていた『チャブス』
2012年以来、ドーセット州ウェイマスの自宅から行方不明になっていた猫の『チャブス』にまつわる物語。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/cat-missing-for-10-years-found-260-miles-away
同誌によるとチャブスは脱走魔として評判で、最後の脱走の前に2度も自宅から姿を消したという。3度目の脱走は、数週間が数ヵ月になり、数年になったので永久に続くように見えたことでしょう。
しかしチャブスの家族は決して諦めず、母親のドナ・ギャラファーは定期的に写真と最新情報をFacebookに投稿し続けました。
「もう二度と会えないと思いました。10年間もチャブスを探していたんです。」
ハリネズミのレスキュー隊員(あまり取り上げられない職種ですが)が、自宅から約260マイル離れたアシュトン・イン・メーカーフィールドという小さな町でチャブスを発見。
BBCによるとこのハリネズミ救助隊員(今、Indeedの募集をチェックしています)は、チャブスがゆっくりと歩き、交通の間を縫っているところに遭遇。彼女は、すぐに彼を捕まえて地元の獣医に連れて行ったのだそうです。
チャブスはひどい状態でした。毛並みは乱れ、歩くのも困難で15歳の歯がなかった。しかし、動物病院は彼のマイクロチップを発見したのです。そのチップをスキャンして迷子の子が見つかったことを知らせたのです。
「私は獣医からこのメールを受け取るまで何も知らず、チャブスの名前を見たとき、心臓が飛び出すのではないかと思いました」と、ギャラファーさんはBBCに語りました。
ギャラファーさんによると、帰宅してからチャブスの状態は徐々に良くなっているそうです。体重も増え、動きもよくなったのだそう。自分の名前も覚えていて、彼女が呼ぶと走ってくるようになりました。
チャブスが行方不明になった10年間に何が起こったのか…正確なことはわかりませんが、これからどうなるかは明確なものです。
ギャラファーさんはBBCの取材に対し、「彼は今、幸せなので、老後をのんびりと過ごしてほしいと思っています」と語っています。
出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/cat-missing-for-10-years-found-260-miles-away