北アメリカにあるデトロイト川に浮かぶ氷の上から救い出されたラブラドゥードル。警察はこのドゥードゥルを救うために繰り広げられたドラマを”かなり甘い救出劇(pretty sweet rescue) “と表現しています。
氷上で震えるラブラドゥードルを救え!
ミシガン州ワイアンドットの警察と消防が、一部凍結した川で身動きが取れなくなったラブラドゥードルを救うために力を合わせたその劇的な救出劇をビデオに収め、ワイアンドット警察のFacebookページに共有しました。
この救助活動は、最近お迎えされたというラブラドゥードルの『ルーシー』が飼い主と散歩に出かけている最中に起こりました。冒険心で近くのデトロイト川に飛び込んでしまったのですが、気温が低く大きな氷の塊があったため、身動きが取れなくなってしまったのです。
警察がルーシーが飛び込んだ場所に到着した時には、氷の塊にしがみついたまま、土手から40〜50フィート(約12〜15メートル)も離れたところにいたのです。
ワイアンドット警察は、消防隊が現場に到着して救助活動を行う前に、冷たい水の中で沿岸警備隊に支援を要請することも含め、選択肢を検討しました。まず、消防士が氷を土手に近づけ、ルーシーが水際から約15フィートのところまで移動させることができました。
そして、消防士のデレク・アゾパディさんが、ロープでチームメイトと固定されたまま、濡れて滑りやすいはしごを降り、極寒の川に太ももまでつかるところまで突き進んだのです。その位置から、ルーシーの首にキャッチポールをかけました。
当然ながら、ルーシーは水に飛び込むことにあまり乗り気ではありませんでしたが、岸にいた人たちが「大丈夫だよ」と励ましている間に優しく彼女を氷から引き離すことができたのです。
氷から水に落ちた犬はすぐに救助者の腕に乗せられ、乾いた土地に戻されました。救助が始まってからおよそ30分後、ルーシーは家族と再会しました。
ワイアンドット市の消防署長補佐のトム・ライオン氏は、デトロイト・フリー・プレスの取材に対し、「とても幸せな結果でした」と、語っています。
その投稿の中で、この救助を「かなり甘い」「驚くべき、素晴らしい」と呼びましたが、同意せざるを得ませんね。
出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/watch-michigan-rescuers-pluck-shivering-labradoodle-from-frozen-river