亡くなった愛猫からのメッセージ…?とある保護猫との出会い

保護猫 感動

最愛の愛猫が亡くなった時、新たに猫を迎えるつもりはなかったというご夫婦。しかし、何の天啓か…どうしても気になる保護猫に心奪われ、会いにいくことにしたのです。

先住猫からのメッセージ?ある保護猫との出会い

保護猫

出典:https://blog.theanimalrescuesite.greatergood.com/rescue-story-boomer-isis/

今回ご紹介するご夫妻は、これまでに保護猫を引き取り家族に迎え入れてきました。彼らによると、捨てられる猫は長毛種が多い傾向があり、理由は彼らにかかるお世話が短毛種よりも大変だからなのでは…と考えているといいます。

ひどく身勝手な理由から手放された猫たちは、保護猫としてシェルターに収容されます。そんな猫たちを引き取り、新たな家族として迎え入れるご夫妻には、『ブーマー』という腎臓病と闘っていた元保護猫の愛猫がいたそう。

ブーマーが天国へと旅立った直後、ご夫妻は悲しみに暮れており、新しい猫を迎え入れる気はなかったといいます。しかし、まるでメッセージかのように地元の動物保護施設にいる1匹の猫に目が留まったのです。

その保護施設には、当時2匹の猫がいたそうですが、ご夫妻の目に留まった猫は太っており、目も健康的とは言い難く、まるで彷徨っているような動きをしていたといいます。

奥さんは「この子は貰い手が現れてくれるのかしら」と気になりました。

なぜこのようになってしまったのかと尋ねると、何年にもわたる近親交配の末、遺伝的な欠陥を持って生まれてしまい感染症や骨疾患、副鼻腔に問題が生じるなどさまざまな健康被害を併発するようになってしまったのだとか。

かわいそうなことに見た目や病気にかかる医療費から、なかなか引き取り手が現れない状況でした。

遊ぶ保護猫

出典:https://blog.theanimalrescuesite.greatergood.com/rescue-story-boomer-isis/

その保護猫に対する気持ちはなかなか消えてくれず、翌週の土曜日に再び彼に会いにご夫妻は施設を訪れました。すると、その保護猫はよちよちと懸命にご夫妻の元へと歩み寄り、静かに訴えかけるような鳴き声を出したのだといいます。

「私をここから出して連れ帰ってください。ベッドとおもちゃも無くなってしまったの。なぜ家族が現れてくれないのかわからないの。仲良くしようと頑張っているのに…。おやつばかり与えられるからこんなに太ってしまったの。痩せるから、どなたかわからないけれど私を家に連れ帰って!」と、懸命に訴えかけているように聞こえたそう。

必死で訴えかけるかのような声を聞き、ご夫妻は我慢できませんでした。心が彼女に持っていかれ、翌日、準備が整い次第、彼女を家に連れ帰ることにしたのだそうです。

その瞬間、「もしかしてブーマーが彼女を助けるようメッセージをくれたのでは」と、感じたとも語られました。

こうして遺伝的な疾患により醜い顔と言われていた彼女は、素敵なご夫妻のもとで幸せに暮らすようになりました。保護猫を迎える際は、ぜひ彼女たちの心の声を聞いてあげてください。素敵な出会いが待っていることでしょう。

出典:https://blog.theanimalrescuesite.greatergood.com/rescue-story-boomer-isis/

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