飼い主の心配をよそに絆を育んだ1匹と1羽の友情ストーリー

モグリとスウープ 感動

ニュージーランドに住むボランティア消防士の男性は、道路脇で負傷していたカササギの子どもを保護。家に連れ帰ろうとした男性は、ふと家に愛猫がいることを不安視しましたが、男性の心配をよそに、1匹と1羽はすぐに打ち解け親しい仲へと発展したのです。

保護したカササギと飼い猫が育んだ絆

マットさんと飼い猫とカササギ

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Mdw_JWN3eEg

ニュージランドに住むマットさんは、ボランティアで消防士活動をしている男性です。ある日、マットさんは道路脇に倒れているカササギの子どもを発見しました。まだ自力で飛べる月例ではなさそうだったため、一時的に『スウープ』と名付けて保護することにしたのです。

しかし、マットさんにはある懸念点がありました。それは、マットさんの家にはすでに『モグリ』という愛猫がいたこと。モグリがスウープをおもちゃとして見なしてしまうのでは、スウープにストレスを与えてしまうのでは…と心配だったのです。

一緒に過ごすスウープとモグリ

出典:https://www.youtube.com/watch?v=Mdw_JWN3eEg

しかし、いざ家に連れ帰ってみると、マットさんの心配をよそに彼らはすぐに打ち解け、友人として親しく接するように。どこへ行くにも一緒に行動する彼らは、夜になると一緒に寄り添って眠ることも多かったのだそう。

スウープが成長した後も、自分から家を出ていく様子はなく、モグリとマットさんと一緒に暮らしていたといいます。この奇妙な暮らしぶりは多くのメディアに取り上げられ、ついには彼らの経験を書き記した書籍がベストセラーになるまで人気が出たのです!

モグリとスウープ

出典:https://youtu.be/Mdw_JWN3eEg

しかし、そんな穏やかで微笑ましい暮らしは長く続きませんでした。ある時、マットさんのお父様が逝去され、お葬式に出るために町を離れた期間がありました。無事に葬儀を終えて家に帰ると、そこにスウープの姿はなかったのです。

どうやら、スウープは成長し、自ら暮らしていける年齢に到達したため、今まで暮らしていたマットさんのご自宅から飛び立ってしまったようでした。

元々野鳥だったカササギですから、本来の環境に戻れてよかったのかもしれません。しかし、やはり一緒に暮らしていた期間はかけがえのないものだったため、マットさんも切ない気持ちになったといいます。

その後、何の縁か再び道に置き去りにされたカササギの赤ちゃんを保護することになったマットさん。彼が飛び立つその日まで、保護してお世話をしているそうです。

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