「赤ちゃんの異変」を家族に知らせ、危機を救った英雄『ヘンリー』

感動

赤ちゃんの異変を誰よりもいち早く察知し、救った英雄『ヘンリー』の物語。

何度もドアを開ける愛犬

ボストン・テリアの『ヘンリー』は何度も何度も、赤ちゃんがいる部屋に入ろうとしては、お母さんに叱られました。でも実は、赤ちゃんの容態が悪いことを知らせようとしていたのです。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/hero-animals/henry-boston-terrier-saves-baby-sister

米国コネチカット州での出来事、ケリーさんは愛犬の行動を不思議に感じると同時にほんの少しの腹立たしささえ感じていたといいます。

というのも、風邪をひいている生後9ヵ月の赤ちゃんが休む部屋のドアを、何度も開けようとするのですから。

「何度も部屋から出るように注意しました。私は怒っていたのです」と、彼女。

具合が悪い赤ちゃんを休ませたいというのに、ヘンリーは何度も繰り返し赤ちゃんを起こしてしまいます。

ヘンリーを叱りながら、ケリーさんが赤ちゃんの様子を覗いてみると…呼吸状態に異変が!なんとヘンリーはこのことを盛んに家族に知らせようとしていたのです。

ヘンリーは「命の恩人」

赤ちゃんが休んでいた部屋のドアは掛け金が壊れていて、ヘンリーが頭突きをするとドアが開いてしまう状態だったといいます。部屋に入ると、ヘンリーはじっと赤ちゃんを見つめていました。いつもなら部屋から出るよう促せばすぐに出ていくのに、その夜はその場から動こうとしなかったのです。

夫婦は起きた赤ちゃんの泣き声が普段と違うのに気づきました。顔色は青く呼吸も苦しそうです。そこで家族全員が車に乗り込み、猛スピードでコネチカット小児病院に急行しました。

Twitterでケリーさんはこう投稿しています。

昨夜は愛犬が養育室に何度も入り込み、赤ちゃんを起こそうとしていました。病気で寝ていたので、犬を叱ったのです。

でも、赤ちゃんの呼吸がほぼ止まりそうだと気づきました! その夜は病院に泊まり込みでした。愛犬に教えられなかったら、どうなっていただろうと恐ろしいです。私たち人間は犬のすばらしさに値しないですね

お医者さんたちが赤ちゃんの気道を確保してくれました。容態は改善しています。命の恩人のヘンリーには、プレゼントをたっぷりあげないと

このツイートには、多くの反響が寄せられることとなりました。

小さく偉大な命を救った小さな英雄ヘンリー。きっと赤ちゃんとは最高のパートナーになれることでしょうね。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/hero-animals/henry-boston-terrier-saves-baby-sister

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