アメリカ合衆国・カリフォルニア州リバーサイド郡のサンジャシントマウンテンにあるアイディルワイルド、パインコーブ、ファーンバレーは、3つの隣接する法人化されていないコミュニティであり、その中でも最大のアイディルワイルドの町長はふわふわの体を持つ友人たちでなければならないと定められているのです。
町長を務めるのはゴールデン・レトリバー!?
フィリス・ミューラーは愛すべきふわふわの親でありながら、信じられないほどユニークな仕事をしています。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/feel-good-stories/watch-dog-mayor-max-idyllwild-california
ミューラーさんは、カリフォルニア州アイディルワイルドの町長のチーフスタッフ。そして『町長』は、彼女の8歳のゴールデンレトリバー『マックス』なのです。
マックスは文字通りアイディルワイルドの町長であり、その生涯のほとんどを町長として過ごしてきました。マックスのフルネームは『マキシマス・ザ・マイティー・ドッグ・ミューラーII』で、生後11週間の子犬のときから市長の任に就いたといいます。

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ミューラー氏はDaily pawsに、「彼は生涯を通じて市長でした」と語っています。
「彼は人前に出るときに何をすべきかを知っています。人が大好きで、写真撮影のポーズをとるのも大好きで、自分の仕事が大好きなんです」
アイディルワイルドは、パームスプリングス郊外の小さな山のコミュニティで地元の動物保護団体が、法人格のないこの町初の市長を選出するキャンペーンを行ったのです。

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ただひとつだけ。人間は立候補できないが、地元の人が飼っているペットを立候補させることができるという特別なルールを設けて。
ミューラー氏が以前共に暮らしていたというゴールデンレトリバーのマキシマス(Maximus the Mighty Dog Mueller)が第1回の選挙で当選し、2期目の途中で亡くなるまで犬町長として活躍しました。
マックスの人気は絶大だったため、ミューラーさんはマックス1世の血筋を引く別のレトリーバーを探し、マックス2世市長に就任させたのです。

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新市長のマックスと一緒に、副市長の『ミッツィ』と『マイキー』もやってきました。
3頭の子犬は、初代市長の任期を終えるのを手伝いました。そして、3回目の選挙で終身雇用に選ばれたのです。マックスは現在、リバーサイド郡から正式に市長として認められているほどです。
ミューラー氏は、犬の市長と副市長とともに、アイディルワイルドの親善大使として、地元の人や観光客に挨拶したり、家庭や病院、ホスピス団体を訪問し、できる限りの善行を積む日々を送っています。
マックス町長のオフィスは超党派で、政治的な意味合いはなく、彼の支持率は驚くほど高いとのこと。
「私たちは、人々のために親切で愛のあることをするだけです。マックス市長は共和党や民主党の意味を知らないが、あなたを無条件に愛する方法を知っているのですから。」
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