燃え盛るビルで立ち往生していた犬を救った消防士は、同時に愛を持つ心優しい犬を安楽死から救った英雄となったのです。
ビル火災から救った犬 飼い主の選択は『安楽死』
先月、アイオワ州デモインの消防士はアパートの火災に駆けつけました。消火にあたったところ、生後16ヶ月の大きな雄のマスチフを発見。すぐに酸素吸入を開始し、無事救出することに成功したのです。

出典:https://www.facebook.com/DesMoinesGov/posts/pfbid0YbkHWV7JeUBwa6NQpyLFsLtURMnrmcbu2WMYAXbFcjmwfBWqUGm5J6vj9SMKQGAMl
デモイン市のFacebookの投稿によると動物管理局は到着した後、この若い犬に対して費用がかかるかもしれないリハビリテーション、もしくは安楽死かの2つの選択肢を飼い主へ提示したそう。
愛犬家ならば誰もが望む決断かと思われましたが、医療費がかさむことがネックとなり、飼い主は安楽死という悲痛な決断を下したのです。
そんな中、負傷した犬の救助を手伝った消防士の一人、マルコム・コートナー氏が歩み寄ることを決断。そして、この犬の養子縁組と健康管理費用を負担させてほしいと頼み込んだのです。
そして、このマスチフは『ジョージ』と名付けられ、必要な治療を受けることができたのです。

https://www.facebook.com/DesMoinesGov/posts/pfbid0YbkHWV7JeUBwa6NQpyLFsLtURMnrmcbu2WMYAXbFcjmwfBWqUGm5J6vj9SMKQGAMl
Facebookで公開された治療前と治療後の写真では、火災の後よりもずっと良くなっているように見えます。
「消防士のコートナーさん、新しい親友ジョージ誕生おめでとうございます。私たちは、これ以上ないほどあなたの決断を支持します。コートナーが常にジョージと一緒に献身的で忠実な友人であることを信じています(逆もまた然り)。マスティフは何千年もの間、人類の友人であり、保護者であったことが判明しました。彼らは大きな、いや、とても大きな、しかし穏やかな家庭犬で、人間に深く忠実で、喜んでもらいたがるのです。おそらく唯一の欠点は?よだれがたくさん出ることです。」
このようなストレスの多い関係のスタートでしたが、この忠実なデュオは一緒にいることが運命づけられているようです。特に、ジョージを一度ならず二度までも救ったコートナー氏、彼は間違いなく真のヒーローです。
出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/firefighter-saves-mastiff-from-fire-euthanasia-des-moines-iowa