FIPを克服した最初の猫『スモーキー』をご存知でしょうか?スモーキーの存在は多くの人々に勇気と希望を与え続けています。
FIP(猫伝染性腹膜炎)に打ち勝った『スモーキー』
今となっては、スモーキーの苦労は想像を絶するものがあります。母猫がいない野原で発見され、保護されたのが最初。その後、猫伝染性腹膜炎(FIP)と診断されました。
FIPとは、COVID-19とは別のネココロナウイルスによるウイルス性の病気であり、恐ろしく進行が早くその致死率はほぼ100%といわれてきました。しかし、スモーキーはこの病気を克服した最初の猫の一匹になったのです。

出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/smokey-the-cat-who-beat-fip
スモーキーの飼い主であるピーターさんは、FIPのさらなる研究のための資金を集める非営利団体『ZenByCat』を立ち上げ、スモーキーはその「申し子」となりました。
「スモーキーの目的は、人々に希望を与えることです」と、ピーターさんは語ります。
FIPを完治させたスモーキーは、毎日車輪の上を歩いたり、24匹の猫の兄弟と遊んだりして幸せに過ごしています。
ピーターさんはDaily Pawsの取材に対し、できるだけ多くの猫を里親として迎え、彼らにふさわしい幸せな家庭を与えたいと語りました。そして、彼は才能あるゼネコンなのでそのスキルを使って、自宅を猫の散歩道へと改造し、これまでで最も素晴らしい猫のジャングルジムを作りました。
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ピーターさんによると、スモーキーは間違いなくこの家にいる猫のなかで最も反抗期という言葉がふさわしく、自分が特別だと知っているからこそ、何でもやってのけるのだそう。問題を起こしていないときはガールフレンドのミニビーンに寄り添っているか、たくさんの洋服を着ているそうですよ♡
「彼の存在が私を笑顔にしてくれるんです」
スモーキーの勇姿は、これからも多くの人々に希望を与えることでしょう。
出典:https://www.dailypaws.com/pet-news-entertainment/adoption-stories/smokey-the-cat-who-beat-fip