いつの間にか玄関前に現れるようになった1頭の子犬。出会ったばかりの頃はとても臆病でしたが、”ある人”と強い絆を結び、いつしか心を開くようになったのです。
飼育放棄…?玄関前に佇む子犬
玄関前に佇む1頭の子犬。これまでに何度か見かけたことがあり、きっとこの近くで飼い主に捨てられたのだと考えられました。
「こんにちは。うちに入りたい?」

出典:https://www.thedodo.com/videos/stray-puppy-appears-on-familys-doorstep
そう声を掛けるものの…子犬はとても臆病で、なかなか近付いてこようとはしませんでした。しかし、そのまま玄関ポーチに居続けるので家族は慎重にその様子をチェックしていたのです。
玄関前に居座るようになってから数晩経った頃、状況は大きく変化していました。臆病だった子犬は、幼い息子の『カーター』くんに心を許したのです。

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同時に、他の人が触っても驚くことはなくなりました。『ライダー』という名前が贈られる頃には、家族全員に心を開き、すっかり家族の一員となっていたのです。
そこでライダーを獣医に診せるため、動物病院へ。車に乗るのが嫌なようで、少し抵抗するものの…あっさり抱き上げられてしまいました(笑)。

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「生後5ヵ月くらいでしょう。マイクロチップはありません」と、獣医さん。マイクロチップが埋め込まれていないことを確認、ライダーは正式に家族として迎え入れられることとなりました。
しかし、自宅に戻っても、なかなか玄関から室内に入ろうとしないライダー。「ドアが嫌いなの?おいでよ。大丈夫だよ」と、カーターくんがおやつで室内へと誘います。

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ライダーが心から信頼しているカーターくんの協力により、やっと室内に入り寝床に落ち着くことに成功。カーターくんがやさしく毛布を掛けてあげるシーンは思わず熱いものがこみ上げますね。
そして数週間が経つ頃、名前を呼ぶとライダーは急いで家の中に走ってきます。2人の子供たちと共に、追いかけっこをしたり、抱き合ったりして過ごす毎日にライダーは満足している様子。

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「すごくよい犬で、家族はこの犬が大好き。いつも愛していることを伝えています。もう家族の一員だよね」と、カーターくん。妹のミリーちゃんも愛らしい笑顔で「うん」と、頷きます。
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